ビッグ・マムが巨体の理由～半人魚姫が正体！？～超音波で泣き叫ぶ【ワンピース066】

リンリンの巨体と、泣き声・超音波は、しらほし姫と同一！
リンリンの父母の一方が人魚。30歳を超えていれば、人のような足に変形できる。
リンリンは人魚の血が半分あるからこそ、しらほし級・人魚と一般人との間くらいの身体サイズとなっている。

以前に駅長ココロ（緑髪の人魚婆）はリンリンの妹という考察をした。顔や化粧がソックリだし、孫のチムニーにはスイーツの意味があるからだ。

ここでビッグ・マムが人魚の血を引いているとしたら、ココロはもはや確実に親戚だ。

ビッグマム（リンリン）は巨体なので、巨人の血でも入っているのかと当チャンネル管理人は思っていた。しかし、５歳のリンリンを見るに、サメ歯と人間歯の中間のような歯に、目が魚人っぽい状態だった。この歯型は人魚ココロの歯型でもある。

しらほし姫はピンク髪だが、更に濃いピンク髪のビッグ・マムとの接点を考察できないでいた。
しらほし姫というのは、体長３０メートルもある人魚だが、リンリンも人魚の血が混ざっているからこその巨体だと考察し始めたのだ。

リンリンの血筋には２つの考え方があり、
１．人魚と巨人のハーフ
２．人魚と人間のハーフ
のどちらかで、人魚が半分あるからこそ、巨人と人間の間くらいの身体サイズとなっている。リンリンはしらほし程には大きくなく、人間よりは断然に大きい。

リンリンは５歳の時、国外追放され、船から下りると両親によって見送られる。リンリン本人は追放の意味が分かっておらず、最初は迎えがあるものと信じていた。船の乗組員には魚人っぽいのがいる。

見送りに来た（リンリンを捨てに来た）パパとママは本物で良いだろうか。その両親は人間サイズで、５歳のリンリンの体格の方が大きく上回る。となると、人間と人魚の子供がリンリンだ。人魚は30歳を超えると人の足にも変形できるので、パパとママが普通の足があっても特に問題ない。

パパとママは人間サイズだが、人魚のしらほし姫も人間サイズの母から超巨体が誕生している。

次に、ビッグ・マム海賊団の海賊旗には、木が描かれている。これは魚人島にある陽樹イブだと考えられる。リンリンは水玉のワンピースを身に着けていて、水が関係するから、その衣装なのだと言える。マムの娘と考察できるシュガー（ドレスローザ）も水玉ワンピースだ。

決定的なのは、泣いた時のしらほしとリンリンの超音波だ。（63巻625話と86巻・865話）
では、ビッグ・マムも人魚なのだろうか？

リンリンが純血の人魚ではない根拠としては、５歳の時に足があることが挙げられる。駅長ココロによると、人魚は３０歳を境に足が二股に変態も可能となる。リンリンは５歳の時点で足があり、しかも、中途半端に尖った歯ということで、人魚の血は半分と考えられる。

マムの子供達は80人超だが、攫われてきたというのはデマ。作者はリンリンが42年間、毎年生み続けていたことを語る。また、43人も夫がいることで、それだけの子を産めるのだ。

マムは魚人島を占拠しているし、海賊旗もイブだ。また、玉手箱にこだわることから、直接の関係者と言える。追い出された故郷なので、逆らえば攻撃も辞さない。

そこで、リンリンとオトヒメ（しらほしの母）について考察したい。実はオトヒメの演説と、リンリンの５歳からの育ての母であるマザー・カルメルの演説は似ている（太陽を目指す話など）。マザー・カルメルとオトヒメに直接の関係があるとまず考察できる。カルメルの孫か曾孫がオトヒメで、カルメルも人魚という考察だ。カルメルやオトヒメの身体のサイズは人間並みとなる。

７年前、オトヒメは暗殺されるが、30歳代の見た目だ。異名は愛の人。
63年前。カルメル80歳に対して、リンリン５歳。オトヒメよりも、ビッグマムの方が年齢は上だ。オトヒメは生まれていないはず。
オトヒメは金髪だが、シスター・カルメルの頃（43歳）の髪の色が金だと面白い。オトヒメと親戚確定にリーチ出来る。

オトヒメのもう１つの考え方としては、マムの娘にオトヒメがいるという考察だ。

29女プラリネは半人魚と紹介される。しかし、見た目は完全に人魚で、魚人から差別は受けない。血のバランスが５対５でなくても、人魚の姿が成立するわけだ。また、半人魚がマムの夫ならば、マムの半人魚の血で丁度、血が半分になる。やはり、仮に半人魚でも人魚と見た目が同じという所が決め手だ。

ちなみに、プラリネは金髪そばかす女。ルージュ（ロジャーの子を産んだ）も金髪そばかす女で、姉妹だと考察できる。プラリーヌ・ルージュという菓子まで存在する。（プラリーヌはプラリネのフランス語）

長女コンポートから８女ブリュレまでは６人の空きがある。ブリュレ（鏡の能力）はマムを裏切って寿命を奪われたからこその老女の姿であって、本来は30代だと推定できる。次女～７女の６人の中に、オトヒメがいる可能性がある。

オトヒメ長男のフカボシの年齢だが、しらほしが赤ん坊の頃に少年の見た目なので、10歳程度の差だろうか。現代でフカボシが26歳くらいだとして、その母オトヒメは生きていれば45歳くらい。マムの長女コンポートは50歳弱だとして、オトヒメは次女～７女の間にマッチする。

半人魚プラリネで証明されるよう、人の血が混ざっていても見た目や機能が人魚となることは確定している。たとえ血筋に人の血があっても、（人魚の血が濃く出れば）人魚と遜色ないというわけだ。マムの戦略は政略結婚なので、ネプチューン王が迫られれば、オトヒメに人間の血が混ざっていても妃として受け入れざるを得ない。

オトヒメは、人の血が混ざっているこそ、人間との共存を訴えたのではあるまいか。リンリンは娘を嫁にやったのだから、ネプチューンにとってマムは義理の母にもなり逆らえない。

オトヒメがマムの娘だと仮定すると、１つだけ問題があり、オトヒメという名前にスイーツの痕跡がない所だ。
しかしながら、差別撤廃の精神は、リンリンも持っている。三ツ目はキモイから隠せとプリンに言ったにせよ、髪で隠せば済む話だった。リンリンが母親ならば差別撤廃の精神を持つことに違和感がなくなる。

マムの娘ながら、オトヒメの名がスイーツ関係だという根拠を埋めた方が早いのかも知れない。乙姫ちゃんまんじゅうという和菓子（カタクリ粉が皮の主原料）は存在するが、それだけでは弱いか。ちなみに、マム次男カタクリと年代が近い。

マムの次男のシャーロット・カタクリ（少し未来が見える）だが、口を隠しているので魚人の血を持つという噂が絶えない。夫の方が魚人という説は絶対ではない。マム自体が人魚ならば、ギザギザの歯が息子に出るのは自然だ。

オトヒメがマムの娘説というのは確定ではなく、可能性の域だ。また、オトヒメはカルメルの直系かも知れない。オトヒメとリンリンが直系でなくても、リンリンが人魚の血を持つ説には影響がない。

カルメルはみなし子売りの悪人扱いだが、極悪人ではないと予想しておく。政府に自分の息のかかった、「人を許せる人材」を送り込む目的があると考察できる。オトヒメの先祖という考察の他、ロジャーの先祖やガープの先祖という線もある。まだ証拠不十分なので、強気では語れない。

リンリンの話に戻し、リンリンが人魚の血を持つとすると、孫のルフィも人魚の血を持つことになる。ルフィは人魚の血を８分の１と、巨人の血（Ｄ）を持っていることになる。
なお、Ｄの一族自体を巨人ルーツだと考察しており、巨人の血は特に違和感はない。ルフィは標準の身長だが、胃袋だけは巨人並だ。なお、巨人の血はガープ（Ｄ）の血筋。

ルフィが人魚の血を８分の１ってのが気に食わないのは分かる。説を出している管理人自体が抵抗あるくらいだ。しかし、海王類の声を聞けるルフィを考えると、その血があるからこそではと考えた。もちろん、ロジャーの息子だから海王類の声が聞けるという解釈でもいいのだが。また、マムの孫という思考は切り離せないので、マムが半人魚である以上、ルフィにも人魚の血が混ざるのだ。

それから、ルフィは歯が欠けても、牛乳を飲むだけで再生している（85巻・858話）。一般的に魚類は歯が何度も生え替わる生体だ。ルフィが８分の１でも人魚の血を引くとなれば、歯が再生するおかしな体質は、周到な作者の設定に早変わりする。

また、ルフィはジンベエからＦ型の血液を輸血されている。麦わらの一味に、差し当たってＦ型はいない。ルフィはむしろ魚人に多い血液型なのだ。

ルフィはリンリンから人魚の血統を受け継ぎ、祖父ガープと父ロジャーからＤを受け継ぐというわけだ。

リンリンが純血の人魚でない理由をメタ推理（作者や読者の常識に照らし合わせた考察）する。リンリンはルフィの祖母なので、純血人魚だと、ルフィの身体に最低でも４分の１の人魚の血が流れてしまう。それではまずいので、作者は更に半分の８分の１とすることで、海王類の声を聞きつつ、歯が再生しつつ、見た目は完全に人間というキャラクターにルフィを収めることにしたというわけだ。４分の１だと、読者から文句が来るかも知れないが、８分の１なら文句ないだろ？　というわけだ。

駅長ココロについても再考察すると、見た目や機能は人魚でも、血筋は半人魚でも充分に成立する。水玉のネクタイをしている。ココロの歯も、特に尖っていない。
リンリンの妹だと考察できるココロは人魚としての形質を発現し、リンリンはサイズだけ人魚姫で、足の形態は人間だった。

駅長ココロがビッグ・マムの妹というムービーには低評価が集まったが、今回の話（マムに人魚の血説）で、やはり血族だという考察が正しかったことが証明できたと言える。

マムが人魚姫と血族説をまとめる。
●マムの上半身のサイズは、しらほしに準じる
●マムの泣く超音波が、しらほしと同等
●５歳のマムの目と歯は魚人系
●国外追放の船に魚人っぽい男
●マムの崇めるカルメルとオトヒメの演説が似ている
●孫のルフィが海王類の声を聞き、歯が再生、輸血を魚人から受けた
●顔がソックリの駅長ココロは人魚

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