コビーが海軍大将を目指す理由~祖父が海軍大将だったから!~コビーの父母も考察判明【ワンピース113】

コビーの正体判明!~元・海軍大将・黒腕のゼファーの孫で黒檻のヒナの息子、父親はスモーカー?
コビーの祖母はビッグマムなので、ルフィのイトコになる。
ビッグマムの構想は、第1話以前にあったとしか考えられない。

当ムービーには関連ムービーがあり、「ピンク髪・黒檻のヒナの父が、元・海軍大将・黒腕のゼファー」という話の続きとなる。未視聴の人は、そちらを先に見て、ヒナとゼファーが父娘だと把握してもらいたい。(ここからリンク

今回のムービーは、1巻から登場しており、ピンク髪のメガネ男・コビーの話となる。最初は海賊アルビダの所に居たが、海兵になり半年くらいで急成長して、読者を驚かせた少年キャラクターだ。

海賊の所に居たコビーが海軍で出世できるかという問題は、とっくに作者は解決している。

キャプテンクロ率いるクロネコ海賊団。2代目・船長にはジャンゴというサングラス男がいる。しかし、なんとその海賊男は海軍将校ヒナの配下になった。元海賊でも全然経歴を問われない。というか、当チャンネルでは、海軍とか世界政府そのものが、空白の時代に海賊をやっていた連中だったと考察している。七武海がその名残だ。

ガープはエースーとルフィを海兵にしようとしていた。
革命軍のリーダーやロジャーの息子でさえ、海兵になれることを意味する。ヒナの母親がビッグマムだとしても、ドラゴンやロジャーの子よりは許される。コビーがちょっと海賊の下で働いていても問題ないのだ。

当チャンネルのコビーに対する考察のきっかけとしては、海軍の犬、猿、雉(きじ)に対して、コビーが桃太郎ではないかというネット情報からだ。

海賊ルフィサイドの犬、猿、雉だが、モモの助に、イヌアラシ、モンキー・D・ルフィ、雉は誰?(青キジの娘ロビン?)……となる。青キジは青いアイマスクを頭にしているが、ワンピース20周年フィギュアでは、ロビンは青いサングラスをしている。クザンはマムの娘オルビアを妻にしているのだから、ビッグマムには頭が上がらない立場だ。(ロビンの父の話は既出ムービーで把握をどうぞ。)

物語上の2年間で、これ程までに出世した人物は、ルフィとコビーくらいだ。いわばライバルと言えよう。もちろん、海賊としてのライバルの黒ひげも出世したが。

以前のコビーの口癖は「無理、絶対無理」。しかしながら、コビーの夢は海軍大将だ。海軍大将と言えば、赤犬、黄猿、青キジが印象的だが、一世代前は黒腕のゼファーが海軍大将だった。黒腕のゼファーは映画(ONEPIECE FILM Z:2012年)で登場。

黒檻のヒナが黒腕のゼファーの娘というのは確定でもいいくらい。海軍所属だし、黒腕・黒檻の黒が共通で、サングラスして、タバコを吸う共通点がある。

コビーは男には珍しくピンク色の髪だ。当チャンネルでは、ピンク色の髪はリンリン(ビッグマム)の子孫の証拠だと語っている。ローラはもちろん、ボニー、ペローナ、しらほし、レベッカ、スカーレット(レベッカの母)、ヒナがリンリンの娘や孫娘という結論を出してきた。ヒナは真珠のネックレスをしており、人魚の血を引く証。半人魚リンリンの娘として的確だ

ヒナは9女~13女に位置すると考察した。オトヒメ、ティティ(ビビの母)、スカーレット、ヴィオラ、ヒナが、この位置に当てはまる。当てはまるというより、彼女達がいるからこそ、作者は娘の数字を飛び飛びにしたのだ。(なお、オトヒメの代わりにルージュの可能性もある。ルージュは差し当たり7女だとしてあるが、年齢の不明なキャラ同士の位置なので、流石に順序までは特定できない。)

コビーの髪の色からは黒檻のヒナの弟ではと、まず考察した。髪の色はソックリだ。ヒナの父親が黒腕のゼファー(元海軍大将)となれば、コビーはゼファーの息子となり、父が実現している海軍大将になりたいのも納得だ。しかし、ゼファーは74歳で、ヒナは34歳。コビーとは年齢が離れすぎている。しかしながら、コビーは年齢が不明のままだ。先にコビーの年齢を推定せねばなるまい。

コビーは17歳のルフィに敬語を使っており、身体も小さい状態から体格が良くなっており、成長期の14歳前後だという説が通っている。成長してからも、ルフィにさん付けはやめておらず、ルフィよりも年下でいいだろう。「実際にはあまり背は伸びていない説」もあるが、半年くらいで5cmだとしても急成長だ。仮にコビーを14歳(2年前)だとしておく。(2年後16歳で当チャンネルの説は成立)

海軍本部大将・黒腕のゼファーは18歳で海兵として実戦に出てから、38歳で大将になっている。かなりのスピードで出世したと言えよう。そもそも皆が大将になれるわけでもないのだし。コビーが16歳ならば、今の所はゼファーさえも上回る急出世だ。

ヒナは34歳で、コビーが16歳だとすれば、年齢差は……18なのだ。弟としては離れ過ぎている。まさか、ヒナの息子? 18歳のヒナがコビーを産んだことは特に問題は無い。ワンピースでは16歳のしらほし姫が求婚されているし、16~18歳だと考察できるプリンもサンジと縁談が有り、結婚式を挙げようとした。ニコ・オルビアも18歳でロビンを妊娠したと考察している。

もう1つの思考としては、作者は断固として連載終了までコビーの年齢や母息子の関係を明かさないという手段もある。関係や年齢さえ明かさなければ、何歳で産んだ裏設定だろうが成立というわけだ。

ゼファーの出る映画では、コビーも登場している。ゼファーの先生時代はメガネをしていた。ゼファーとコビーはメガネが共通しているのだ。もちろん、海軍大将を実現した男と、目指す男が血縁者という王道も存在する。

考察では服装でも親子かどうか判別できる(クローバーとカタクリの親子関係など)。だが、コビー達はお互いに海軍なので共通点を見つけることが難しい。にもかかわらず、ゼファー、ヒナ、コビーに対し、海軍所属、髪の色、メガネ・サングラス、たばこを吸う、大将……この共通点は多いと言える。

ヒナは部下の男達に女として憧れられているので、コビーなんて大きな子がいることは、99.9%の読者が気づけなかったろう。

ヒナとコビーの名前も分析してみた。
ヒナには雛人形の意味がある。内裏雛(だいりびな)のように、ひなには「びな」という呼び方がある。ヒナの子供なので「子びな」→「こび」→「こびー」ということで^^; コビナでは、ヒナの息子だとバレやすいので、コビーそのものが本名コビナの愛称なのかも知れない。コビーはコ+ハチで、子は鳥のヒナの意味、ビーはハチドリの意味。

ヒナがコビーの母親だとして、ヒナの夫・コビーの父は誰だろうか? 普通に考えるならば、スモーカーだ。若い頃のスモーカーとヒナは、プライベートで関わっていた。(60巻・586話の扉絵)

丈の短いズボンをはく若いスモーカーが、酔ったヒナに酒場らしき場所へ連れ込まれそうになっている様子が描かれている。ヒナはホットパンツ(短パンよりも短く足が露出)だった。プライベートは確実だ。

ヒナがコビーの母親という前提ならば、夫がいるはずだという流れで、「酒を一緒に飲むような異性となるスモーカーしかいない」という状況証拠で夫婦と結論づけられる。あの格好で男の前で酔いつぶれたら、どうなるのか? ヒナの確信的態度というわけだ。なお、酒好きも人魚の血筋。

泥酔したホットパンツのヒナを宿舎や宿屋に送り届けたスモーカーが、男として冷静で居られたのだろうか? いつの間にかホットパンツやその中身1枚はヒナの下半身から離れていて、ヒナと1つになっていて、コビーができてしまったのではないだろうか。そしてケジメを付けてスモーカーは結婚した。

もう1つの思考としては、ヒナはホットパンツで酔ったまま酒場に誘う女なので、セクロスも誘ってスモーカーは魅力に負けてコビー受精という経緯だ。

ヒナがスモーカー(喫煙者)の理由は、海軍将校スモーカーが夫だという、暗示だったのだ。もちろん、父のゼファーもキセルで吸うが。他にも、キャンサー中将が葉巻を吸う。これは、シャッキー(喫煙者)とレイリーの息子だからだと考察している。シャッキーとキャンサーの語呂は近い。シャッキーの字を入れ替えると、キャッシーで、キャンサーとほぼ同じ。また、キャンサーはレイリーのように目に傷があるし、レイリーの若い頃のようにオールバック。ちなみに、シャクヤクの方はシャンクスと語呂が近い。キャンサーとシャンクスは同じ父母の兄弟だ。

ヒナは海軍をクビになるスモーカーをかばって救っている。夫婦ならば当然の行為だ。2人が対等に小言を向かって言える関係だとか勘違いしている人もいるが、スモーカーの方が階級は上だ。夫婦だからこそ、たとえ階級はスモーカーの方が上だとしても、ヒナの性格なら言いたい事は言うわけだ。なんでも言い合える男と女の関係って……それは夫婦でしょ。

スモーカーと傷の形は違うが、コビーには顔の同じ場所に傷がある。
コビーは映画では大佐になっている。ヒナは少将。父と考察できるスモーカーは中将なので、息子にはまだまだ負けていない。無関係なら追い抜いてもいいわけで、親だから上にしたわけだ。

作者は「恋愛は描きません」と明言している。実際には、多少のシーン(サンジとプリン、ルフィとハンコックなど)はあるのだが。ヒナとスモーカーが夫婦でも、明確には表現されているとは限らないのだ。

コビーとルフィとの対比も改めて語る。大将になるのを断ったガープの孫と、大将になったゼファーの孫という対比もある。コビーの額にはルフィと同じような×の傷があり、ルフィと対比されているのだ。

ルフィはビッグマムの孫だと強く結論づけている。そのライバルの海軍所属者となれば、マムの娘ヒナの息子コビーでバッチリだ。コビーの父がスモーカーとなれば、スモーカーすらルフィの義理の親戚だ。

コビーの年齢が不明な理由は、ルフィのイトコだという事実を作者が隠すためと言える。そのためには、まずはヒナの息子ということを隠したりと、念には念が入っているわけだ。

ゼファーとヒナがどうして父娘だと作者から明かされないのだろうか? これはクローバー博士とニコ・オルビアがどうして父娘だと明かされないのかという問いの方が分かりやすい。オルビアとかヒナには父親がいるのに、なぜかいつも母親が空欄になってしまう。これはスカーレットやヴィオラの母親が空欄なのと同じ理由なのだ。即ち、ビッグマムこそが、彼女達の母親だからという結論だ。

となると、作者にとって父母の両方を明かさない方が、「母が居ないのはなぜ」という要素に注目されずに済む。いつも母だけが空欄だと、「マムが母親だ」とバレやすいが、父母を空欄としておけば、父も母も不明なのだから、「ある男に妻が居ないことは不自然ではない」「ある人に親が居ないことは不自然ではない」と判断される事になる。

リンリンの夫がことごとく既出キャラだとバレてしまったら、ワンピースの根幹が判明したに等しい。夫婦という事実も隠される物語なのだ。

当チャンネルに慣れていない人だと、ヒナ×スモーカーのように無闇にカップルを作ったりする、しょーもない情報だと思うだろうが、当チャンネルの意図はそんな所にはない。ワンピースというのは、第1話の時点で、作者は登場人物をルフィの親戚だらけにするつもりがあった物語だと宣言している。つまり、夫婦とか子供という裏設定の人物が出て来たとしても、なるべく読者へは明かさないことがキモとなる。


親が出ても、むしろ、育ての親という関係が多い。ロー、コアラ、ベビー5、サボは育ての親だ、もっと言うなら、フランキーだってトムとココロに育てられている。ロジャーの子を産んだルージュも、幼少期は育ての親(老夫婦か老人?)に育てられたと考えている。苗字が不自然にポートガスだからだ。

要するに、ワンピースの終了間際に「みんなルフィの家族だった。それがルフィの夢の先なんだ」と表現したいので、家族関係の説明は最小限にしたいのだ。ロビンの父が、彼女につきまとっていた青キジクザンでも、そのことを隠す方向になるわけだ。

どうでもいいキャラクター(例えば、デマロ・ブラック)に苗字が存在することもあれば、主要キャラクターが不明のままというのがワンピースだ。これも「家族関係を隠したい」が理由となる。

ワンピースは「誰々が誰々の子供とか兄弟」という事実を隠す物語だと語った。一方では、「モモの助の父が錦えもん」という嘘が有り、ルフィの父がドラゴンだとか嘘もまかり通っている。

1巻の時点だと、海賊王ロジャーの息子ルフィだとバレバレ。同様に、コビーも海軍大将・黒腕のゼファーの孫息子というオチというわけだ。

さて、2つのムービーに分け
1.ヒナの父は大将ゼファー
2.ヒナの息子に大佐コビー
と語った。ヒナとゼファーのムービーがまだの人は、改めてご覧あれ。

動画へのリンク

追記だが、ヒナとスモーカーの息子がコビーというのは変わらないが、ヒナの父親はセンゴク(メガネ男)だと再考察。コビーはコ+ハチで、子は鳥のヒナの意味、ビーはハチドリの意味。詳しくは次のリンクをどうぞ。
https://matome.naver.jp/odai/2150996153814624801

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