ゾロの母親の正体は鬼夫人アマンド?!【ワンピース120】

ゾロトゥナー・トルテというスイスの菓子にはアーモンド(アマンド)が使われる。
ゾロの母親疑惑。首の形態はシラウオという細長い魚がモデル。母リンリンの魚の遺伝であり、蛇種族は無関係。

鬼夫人アマンドは84巻・845話で登場。
クラッカーを打ち破ったルフィに仕返しをする怒りの軍団に加わっていて、ツバの長い帽子をかぶる。首にはハートマーク。オバサンなのに、胸元はオープン。

名刀「白魚(しらうお)」を駆使する剣士で、長い首と細い身体を持つ。懸賞金は1億8000万ベリー。
鬼夫人アマンドは、首が長いので、蛇首族のように勘違いしやすい。しかし、名刀・白魚を使うことから、アマンドが魚人の血を引くことを作者は表現している。首が人間よりやや長いだけでなく、身体全体が細い。細長い魚人の血が出ていると考察できる。というか、シラウオという魚が細長い。キュウリウオ系のキュウリみたいな形の魚となる。近い魚ではシシャモが有名だ。シシャモよりも細長い人魚がアマンドの設定というわけだ。

つまり、シラウオの人魚の血が出ているから首がやや長いわけだ。一方、本物の蛇首族は、アマンドよりずっと長い。

蛇首族ではない理由を挙げる。
●実は蛇首族程には首が長くない
●20歳くらいの人物(マムの子供)に蛇首族のマスカルポーネとジョスカルポーネがいる。二人は双子同然だが、アマンドとは年が離れ過ぎている。顔も似ていない。
●アマンドが同じ種族ならば、蛇首族の二人と並んで登場してもいいはず。
●蛇首族は首に金属っぽい輪をはめるが、アマンドは布を巻いているだけ(タトゥーかも)
●シラウオという魚はキュウリウオ系で細長い魚(人魚の血筋)
●使う刀の名が白魚(人魚の血筋)

足長族がほぼ確定の14女スムージーだが、カタクリも脚が長く、足長族だと誤誘導されていた人が目立っていた。何のことは無い、歯はギザギザで、口が裂けて大口を開けられる。次男のカタクリが、アンコウの魚人ということは、もはや確実。足長族ではないのだ。

同様にアマンドの首がちょっと長いことは、細長い魚の血を表現しているのであって、蛇首族ではないのだ。

アマンドが蛇首族ではなく、魚人の血だという考察に到達するためには、ビッグ・マムことリンリンがビッグ・キスの半人魚であることを把握する必要がある。この話は独立ムービーで語っている。リンリンは両親が人間サイズなのに、リンリンが巨体なので、魚人の血が確定する。脚は5歳の時点で生えているので、半人魚というわけだ。

末っ子に近く、リボンで出っ歯の女の子がマムの娘にいるのだが、その子はケーキが食べられると知ると、いきなり歯が伸びた。そして、サメのように白目に。つまり、魚人の血を引いている。子供にあまりにも魚人の血が多いことも、マム自身が半人魚だからという証拠だ。歯が伸びる様子はコミックではわかりにくく、アニメで一目瞭然となる。

アマンドの服はスカートが長いが、身体全体の形は横にしたスマートな魚のように見える。(足下は魚のひれだと考える)。身体のシルエットはシラウオをモデルとしているわけだ。また、シラウオとあるよう、色は白がベース。銀色という表現も可能だ。

当チャンネルでは、鬼夫人アマンドをマムの息子の夫だと語ったこともあったが、マムの娘に軌道修正した。理由としては、身体にハートマークがあることがまず(ハートはマムの娘の証)。次にナッツ大臣を任されていること(マムの子供でないとなれない)。書史モンドール(19男)と並んで登場しており、マムの息子であっても、いちいちシャーロット・なになにと記すわけではないこと。それから、名刀・白魚を装備する理由は、魚人の血筋(母リンリンの血)という表現だと考え始めたからだ。

アマンドの年齢は不明だが、夫人と呼ばれたり、顔付きや乳の張り具合から40歳だとしても特におかしくはない。夫が居るならば、子供も居るはずだ。だが、なぜビッグ・マムの娘ならば、「XX女シャーロット・アマンド」のように紹介されないのだろうか?

当チャンネルでは、ゾロの母親だからが究極の理由だと考えている。当チャンネルはアマンドの考察をする前から「ゾロはビッグマムの孫息子だ」と考えている。ゾロの父親がワノ国の男で、ビッグマムの娘がゾロの母親だという思考だ。なお、ゾロの母親の父親はレイリーと考える。

てっきり、ワノ国編でゾロの母親が出てくると思ったのだが、アマンドの考察で、彼女こそがゾロの母親だと判断したのだ。

ルフィがビッグマムの孫息子という話は、当チャンネルの開設当初から実施している。サンジの父母はビッグマム編で、ジャッジとソラが登場した。ソラがビッグマムの娘という考察で、サンジもマムの孫息子なのだ。

ブルックはマムの叔父、ジンベエはマムの甥、フランキーはマムの息子、ナミはマムの娘、ロビンはマムの娘オルビアの娘、ウソップはマムの息子ヤソップの息子だと考察した。

となると、今更、ゾロがビッグマム(ルフィや一味のメンバー)と血縁が他人のわけがない。ゾロがマムの孫息子だという思考は、当チャンネルの管理人の中では確定しているのだ。

一方、麦わらの一味の全員に対し、歯が牛乳を飲んで再生することは作者から語られた(87巻読者コーナー)。このおかしな体質の原因は、皆が魚人の血を引くからで、その魚人の血はリンリン由来だと語った。(ジンベエは母のココロからで、ブルックは骨の能力)

仮にゾロがマムの孫だとしても、なぜ母親がアマンドになるのかを語らねばなるまい。

当チャンネルの説だが、
長女コンポート
次女オルビア(ロビンの母)
3女アマンド(鬼夫人)
4女アン(ダダン)
5女ボニー
6女~7女
 デボン(黒ひげの仲間)
 ルージュ(ロジャーの女)
8女ブリュレ
9女ソラ(サンジの母)
10女~13女
 オトヒメ(リュウグウ王妃)
 ティティ(アラバスタ王妃)
 ベルメールとイナズマの双子
14女スムージー
17女スカーレット(34:ドレスローザ王女)
20女アルビダ
だと考えている。多少の位置は変わることもあろうが、メンバーそのものは変わらないという説だ。(後日アマンドが3女だと確定したので、ソラが9女ということに)

アマンドは細身の8女ブリュレとは体型が近く、足元までスカートというのも同じ。違いは鼻や首の長さ程度。ナミを後ろから捕まえる姿がそっくり。双子? ブリュレはリンリンのお仕置きで老婆になってしまった。顔の傷は自分で付けた? よっぽど、嫌な嫁ぎ先がブリュレに用意されていたのだろう^^;

アマンドは鬼夫人とあるよう、既婚者だ。オトヒメなどと年が近いとなると、二十歳くらいの子供がいてもおかしくない。

マムの娘だとして作中に語られていない人物には法則があると考えている。その法則とは、既に死亡しているか、嫁いでいるという状況だ。また、主要キャラクターの母親なので、明確に「何女」だと語られないとも考えてる。それがアマンドというわけだ。

ここで、「ビッグマムの娘であるゾロの母親はワノ国で初登場」という説がおかしくなることに気づいたのだ。既に18女まで全部埋まってしまっているので、ゾロの母親の余地が存在しないのだ。ビックマムの息子がゾロの父親という方向で、ゾロがビッグマムの孫息子になる方向も想定できるが、実はマムの息子もぎっしり埋まってしまい、ゾロの父親の余地がなくなってしまっている。

10男クラッカー
16男モスカート
19男モンドール
11男~15男+17男、18男……の7人
おでん、ヤソップ、ティーチ、ロシナンテ、フラム

となると、「既に当チャンネルが挙げた娘の中にゾロの母親がいる」という思考になる。もう、名刀使いのアマンドしか居ないわけだ。

ゾロとアマンド(フランス語のアーモンド)の名前には実は関係がある。ゾロトゥナー・トルテ(Solothurner Torte)というお菓子の表面には、アーモンドと卵白を混ぜた生地を使う(シュクセと呼ばれる白い素材=シラウオをイメージ)。つまり、ゾロで始まる名前のケーキの上には、シラウオ状になったアーモンドが乗っているわけだ。

アマンドの首が長く、名刀・白魚を使える理由は、リンリンから魚人の血を引いているからだ(アマンドは4分の1人魚)。となると、ゾロは8分の1人魚となる。

実は酒飲み=人魚の血筋という法則がある。人魚ココロは酒飲みだし、人魚オトヒメも酒飲みだ。ビッグマムの娘だと考察できる、ダダン、ヒナ、ナミも酒飲み。実はゾロよりもナミの方が酒が強い。ナミが4分の1人魚で、ゾロが8分の1人魚ならば、その強さは人魚の血が影響していると言える。

一方、なぜ、急にゾロの母親がアマンドとしてビッグマム編で出てこないといけないかを作者の立場で語る。設定ですでにマムの息子が46人、娘が39人となっているわけで、ゾロの母親がマムの娘に存在するならば、すでにゾロ母がセットされた上での39人という数字にしないといけない時期だからだ。

また、作者は実は序盤の時点で既にゾロの父親を登場させていて、出身がワノ国で、マムの息子ではないという裏設定を準備していた。

ゾロはアマンドとは刀剣使いという設定の他は、冷徹な所が似ている。ゾロはモネを斬っていて、女でも容赦しない。アマンドもキングバームという配下の大樹を容赦なく斬った。

アマンドは非情な性格だが、ゾロも当初から非情な面もあるし、子供の頃から道場破りをするような好戦的な少年だった。

また、アマンドは複数の剣を持っている。キングバームを斬ったときとは別のシーン(ケーキの材料調達時)では違う刀なのだ。

ゾロは鬼斬りという技を持ち、実は鬼斬りの派生で鬼の付く技は多い。鬼夫人の鬼と共通点だ。

初登場当初は海賊狩りのゾロということで、海賊の敵だった。しかしながら、ルフィと会って海賊になる。海賊の一派であるアマンドが母親ならば、それも運命というわけだ。

ゾロとアマンドの共通点をまとめる。
●複数の名刀を扱う剣士
●形が違うが耳ピアスをする
●懸賞金が億超えの海賊
●冷徹(女や配下の者でも斬る)
●技や通称に「鬼」
●腰に赤いマフラーを巻く
●上半身の前面の肌を見せる癖が同じ
●ゾロトゥナー・トルテという菓子関連

違い
●アマンドがたばこを吸う所
●首の長さ(ただし、魚人の血なので息子には必ずしも遺伝しない)
●髪の色:アマンドは水色、ゾロは黄緑

違いもあるが、説明が可能だったり、父の遺伝だったり、そりゃ母息子でも別人なんだから違う所もあるのは当然という事で。

当チャンネルでは、ゾロとペローナは結婚済みで腹に子供がいる話をした。
リンリンの孫娘だと堅く考察できるペローナはゾロの従姉(いとこ)となるが、一般的なイトコよりは血が遠く、特に問題ない。また、日本ではイトコ同士の結婚も認められている。なお、サンジとプリンは、叔母と甥なので流石に破談となった。

さて、アマンドとゾロが母息子だと理解できたとしても、もう1つの説「ゾロはリンリンとレイリーの孫息子」が成立せねば、当チャンネルとしては真相を伝え切れていない。ゾロとレイリーが似ている話は実施済みだ。

●目に傷
●以前にオールバックが共通
●両者の肩に傷
●腰の布きれが共通
●酒飲みが共通
●長いガウンに、上半身の前肌を見せる(レイリーは若い頃)
●海賊王(になる男)の右腕
●海賊王(になる男)の2番目の仲間
●ゴール・D・ルフィに対して祖父の姓シルバーズ・ゾロで金銀成立

レイリーの若い頃は、腰にマフラーみたいなのを巻いていて、ゾロとそっくり。レイリーも酒飲みだ。まあ、ゾロの酒飲みはレイリーからではなく、リンリン由来の人魚の血だが。

アマンドがレイリーの娘である根拠を示さねばならない。取りあえず、剣士は共通している。腰にマフラーを巻くところも同じ。上半身の前面の肌を見せる癖がある。シラウオの身体が銀色(シルバー)という解釈でもいい。

ブリュレとレイリーの名前は、レとリが共通! ブリュレにはレイリーと同様、顔に傷がある。アマンドがスカートの構成の近いブリュレと双子だと認識できれば、レイリーの娘という地点に近づく。

割と見つかったが、レイリーとアマンドにもっと共通点があれば説得力が出るだろう。ぜひ、視聴者自身が、レイリーとアマンドの似ている所を発見してもらいたい。

次は妄想だが、レイリーが若い頃にたばこを吸っていた設定があれば完璧だ。愛人のシャッキーが吸うことすらレイリーの影響だ。ロジャーが病気になり、レイリーも身体に気を遣うようになったという展開が出てきて欲しい所だ。

ゾロの父親の話は、次のムービーで語る。鬼夫人アマンドが妻だとしたら、旦那の称号はなんだろう? 鬼人? そういや、1巻ではりつけになったゾロの時みたいに、メシの施しを受けた男がいたなぁ。

ゾロの父はワノ国でゾロと関わるとして、どうしてアマンドとゾロは関わらないのか? ワンピースは別に真の父母であっても関わる物語ではないが答えだ。作者からも「冒険を描きたい。母親は冒険の逆だ」という言葉が出ている。

もし、ゾロとアマンドが出会い、非情なアマンドが息子にデレデレしたら話が破綻してしまう。ゾロにしても母親に再会してフヌケになるのもまずい。つまり、父だろうが母だろうが関わること無く物語が完結するのがワンピースというわけだ(ロビンと青キジのように父娘が関わることもある)。

ちなみに、女だてらに懸賞金・億超えなのは、ナミの母リンリン、ナミの姉ボニー、デボン、スムージー、アマンドくらいだ。要するにマムの血族だ。

そして、麦わらの一味自体がマムの血族というのが当チャンネルの説だ。「ゾロの母がアマンドだ」という話だけをしているわけではない。

さて、既にヒントは出てしまっているが、ゾロの父親の正体と、その根拠を次のムービーで語りたい。

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