ジンベエとジュエリー・ボニーはカップル(めおと)~チムニーの両親を発見【ワンピース127】

チムニーの父親と母親はジンベエとボニー
ジンベエがハーフという話は以前に実施

麦わらの一味がウォーターセブンへ向かう時に海列車の駅があった。この駅では人魚の婆さんココロが駅長をしていた。チムニーというのは、ココロの孫となる。

チムニーは34巻・322話で登場。紹介の場面では、おやつを口にしていて、ハートの口紅が特徴的だ。

45巻の読者コーナーには、チムニーに関して作者コメントがある。

「ココロさんは、昔、若い人魚だった頃、トムさんを慕って魚人島からやってきました。ウォーターセブンで人間の男性と結婚しました。人間と人魚のハーフの息子がまた人間の娘(ボニー)と結婚し、その子供がチムニーです。」

人魚と人間は結婚でき、子供を産める事は確定した。
当チャンネルでは、ジンベエは人魚のココロと人間のレイリーのハーフだと考えている。

人間(レイリー)と人魚(ココロ)のハーフの息子(ジンベエ)がまた人間の娘(ボニー)と結婚し、その子供がチムニーです。

というわけだ。

ジンベエの父母がレイリーとココロという話は独立したムービーで語る程の証拠を揃えたので、仮に到底信じられないようならば、先にジンベエとココロのムービーを視聴してもらいたい。

当ムービーでも、簡略化して語るので、受け入れる見込みがあれば、続けて視聴してもらいたい

魚人島編では、フランキーがトムの弟と称する男に会いに行くシーンがある。デンは63巻・616話で登場。人魚デンは白髪の人魚だった。デンはトムの弟なのに似ていないことをフランキーに指摘される。

フランキー「デンさん、あんた(トムさんに)似てねェなー。フグでもねェし、弟だってェから、も少し似てんのかと」

デン「人間らしい考え方だ。魚人は少し違うんだ。古い記憶を遺伝子に宿している。魚人島では、誰がどんな子を生もうと、なんら不思議はないんだよ」

当チャンネルでは、デンはトムの義理の弟だと解説している。今回はデンの素性ではなく、「魚人島では、誰がどんな子を生もうと、なんら不思議はないんだよ」という部分に注目する。デンは魚人島で生まれる子供の話をしているが、実際には魚人島以外で魚人族が子供を産んだ場合でも同様だ。魚人同士でさえ、どんな子供が生まれるか分からない。ましてや、人魚と人間ならば、子供は人間、人魚、魚人のどれになるか分からないと言える。

巨人と魚人のハーフは作中に登場し、魚巨人ウォータンと解説されている。一方、見た目や機能などで魚人族(人魚・魚人)と人間のハーフは、ワンピースでは解説されていない。半人魚のプラリネだと、見た目も機能も人魚だった。魚人と人間の間に位置する顔形のキャラクターを問われてもピンと来ないはずだ。つまり、人間と魚人族のハーフは、人間寄りか、魚人族寄りの姿になると言える。なお、正確には、将星カタクリや鬼夫人アマンドのように、口とか体の形が魚人になったキャラクターは登場する。5男オペラ達五つ子も、ダンゴウオというイボ頭の遺伝が出た。

ココロとレイリーから、子供がどんな姿で出てくるかはお楽しみというわけだ。当チャンネルでは、ジンベエとマルコが生まれたと考察している。

レイリーの若い頃は金髪のオールバックとなる。白髪はあくまで老いによるもの。アニメのジンベエだと銀髪のイメージがあるが、カラーコミックでは実は金髪だ。しかも髪型はオールバック。つまり、レイリーと同じ髪型なのだ。レイリーは目に傷があるわけだが、ジンベエにもある。もはや、容姿だけでも親子認定でいい域だ。

当チャンネルでは、レイリーの息子には、目元に傷がついていると考察している。理由としては、作者自身がレイリーの子供だと分かりやすいように目印を付けた結果だというわけだ。

その手のキャラクターとして、ゾロ、シャンクス、サボ、ペドロ(ミンク族)、戦桃丸、ブリュレ(マム8女:レとリが共通)、キャンサー(中将)、サッチ(ヤミヤミの実・発見者で死亡)などが該当する。なお、ゾロは当チャンネルでは、レイリーの孫息子だと判断した。顔に傷がなくても、金髪の剣使い(最悪の世代ホーキンス)だとか、屈強の剣士(鬼夫人アマンド)とか、金髪オールバックで名前が似ている(パウリー)、金髪でフランス語だと名前そっくり(プラリネ:(プ)ラリイ(ヌ) → ライリ)など……別の要素でレイリーと共通するキャラクターはレイリーの子孫だ。

魚人族と人間のハーフは、どんな姿になるかは不明。プラリネによって半人魚でも足が魚になる事実が確定した。プラリネやジンベエのようにハッキリと見た目と機能が人魚や魚人になることもあるのだ。なお、二人共にレイリーの子なので、母違いの兄と妹となる。

見た目が魚人だからといって純血ではないし、人間であっても、魚人ルーツということがあると言える。ワンピースでは、麦わらの一味はおおむね魚人ルーツ。牛乳を飲んで歯が再生することは作者から語られた。なお、チョッパーは人格の部分がビッグマムの息子だと考察でき、前世では魚人の血を持っている。兄弟のバギーと一緒にロジャー海賊団にいたと判断した。

ジンベエの話に戻すと、ココロと結婚した人間の男はレイリーで、その子ジンベエは魚人の姿だった。また、マルコは人間の姿だった。

ココロがジンベエの母となれば、チムニーの父親がジンベエだという話になる。

ジムベエ → チムベー → チムニー

ジンベエはしらほし姫が外出しているのを見て、目が飛び出てギザギザの歯を露出させるシーンがある(63巻・619話)。魚の目は地表の圧力で飛び出る事から、魚人の表現と言える。実はチムニーにも、目玉が飛び出、歯がギザギザになるシーンがある(39巻・371話のアニメシーン)。父と娘というわけだ。

話は逸れるが、サンジはしらほし姫の美しさを見て、目がハートになって心臓もハート型に飛び出し石になる。しらほしのときは大げさだが、敵だろうがなんだろうが、美女を見たら目がハートになるのがサンジだ。

しかし、ハートにならなかった美女が2人いる。一人はもちろん、実の姉レイジュ。そして、もう1人はベビー5。当チャンネルでは、殺し屋ベビー5はサンジの姉だと語っている。証拠は別ムービーで語っているので省略するが、サンジの父ジャッジとビッグマムの娘で、母違いの姉というわけだ。また、ベビー5の兄(サンジの兄)にキラー(キッド海賊団)がいる。

なお、サンジは姉には反応しないが、イトコ(ロビン、しらほし)や叔母(ナミ、プリン)の場合には、目がハートになる。叔母と言ってもリンリンの夫が違うので、イトコ程度の血の離れ方となる。

では、ジンベエの妻とは誰なのだろう?

既にタイトルになってしまっているが、ジンベエの妻はジュエリー・ボニーだ。ボニーは頭に魚みたいな帽子をかぶっている。色は緑色。

チムニーと比較してみよう。

●名前のニーが共通
●チムニーの衣装のオレンジと赤茶に対し、ボニーのスボンの配色がぴったり一致し、デザインまで同じ(縦横違い)
●最初のシーンでパイを食う(ボニーはピザパイ)
●ボニーの帽子の色と、チムニーの髪の色が一致
●ハートの口紅が共通
●チムニーの母親は人間だが、母親だという紹介では誰も登場していない

証拠そのものの数は少ないが、どれもこれもボニーの娘がチムニーという強い証拠だ。特に衣装の配色は強力で、それだけでも確実。名前のニーとか、ハートの口紅で、もう覆すことは不可能だ。

ちなみに、ピザのことを尾田氏の子供時代はピザパイと呼んでいた。

ハーフ魚人のジンベエは人間のボニーと結婚し、チムニーが生まれたという話になる。

タイヨウの海賊団・二番手のアラディンですら嫁さんがいるのだし、ジンベエが独身というのは、そもそもおかしかった。ビッグマムによる政略結婚は親分のジンベエと行うのが筋だ。ジンベエには既にボニーという娘を差し出しているからこそ、二番手のアラディンに別の娘プラリネを差し出した。つまり、アラディンにプラリネが嫁いだ事実はジンベエは結婚済みという証拠だ。ジョークだが、もしジンベエが独身ならば、プラリネみたいな若い嫁さんを渡しておけば、盃をマムに返すことは無かったろう。

ボニーは当チャンネルではビッグマムの娘だと考察している。つまり、ジンベエとは相思相愛で結婚したのではなく、政略結婚となる。よって、ジンベエとボニーでは合わないという話は無効。というか、合わなかったので、もう離婚しているのではあるまいか。別居は確定だ。

作者はジュエリー・ボニーのモデルをアン・ボニーだと語っているが、アン・ボニーには出産歴と離婚歴がある。ちなみに、容姿を偽って海賊になっていた。ワンピースのボニーは、年齢によって容姿を偽っているといえる。

ワンピースでは、非常に大勢のキャラクターが登場する。その事について、作者の立場になって考えてみる。
ココロやチムニーに関し、未登場の家族を抱え続けるよりも、家族そのものを新キャラとして出した方が作者の負担は軽くなる。それがジンベエ、ボニー、レイリーとなる。

ジンベエに関しても、家族を新たに想定するのではなく、既に登場しているココロとチムニー、レイリー、ボニーの近親として描けば、作者の負担は一気に小さくなるわけだ。

言葉を換えると、登場人物それぞれに、「未登場の家族」が存在すると無数のキャラクターを把握せねばならない。しかし、登場人物同士が裏設定で関係者ならば、一気に「未登場の家族」は減るというわけだ。

チムニーとボニーが母娘という説に納得できない人は、数理的概念も把握してもらいたい。

確かに「ボニーとチムニーは母娘」と「ボニーとチムニーは無関係」の2つのケースが存在する。しかし、その確率は半々ではない。理由としては、「ニーが一致」「服の柄が一致」「ハートの口紅が一致」など複数の要素が 偶然に成立する確率というのは、ほぼゼロなのだ。

気づくかどうかも分からないことに対して誤誘導は存在しない。先にチムニーが出て、ボニーの登場から10年以上経っているが、「チムニーはボニーの娘」という説は存在しなかった。つまり、読者は気づいていなかったのだ。「ボニーはエースの姉妹」というひどいガセはあったものの。エースもボニーの息子なので、エースの妹はチムニーだ。

「ルフィの父の名はドラゴン」のようにきっぱりと語られた要素にこそ誤誘導は存在する。

ボニーとリンリンが母娘という説も同様だ。根拠を次に挙げる。
●髪の色がピンクで共通
●口紅のハートマークがマムと共通
●口紅のハートマークがマムの娘達と共通
●度を過ぎた大食らい
●言葉遣いとガラが悪い(口調がそっくり)
●億超えの女海賊ヘッド
●名前のジェリー(ゼリー)がスイーツ系
●ケーキのような船(59巻・581話)
●年齢や寿命を操作できる
●ウクライナにジェリー・ボニー・フルーツというお菓子がある
●マムも若い頃は美人で、ボニーに似ている(86巻SBS)
●「お~~か~~わ~~り~~!!!」に対して「お~~い~~しィィィ~~」(年の割に幼い言葉)

場合分けの数としては「ボニーはリンリンの娘」「ボニーはリンリンの娘ではない」の2種類ある。しかし、「ボニーはリンリンの娘」に対する証拠が10以上ある場合、偶然に10個以上もあるという事実は、確率的には存在できない。2分の1の確率で、「母娘」と「無関係」がそれぞれが存在するわけではないのだ。

もし、数学が苦手な人がいたら、ここで覚えて欲しい。場合分けの数が複数の場合、それぞれ異なった確率が存在するのだと。そして、当チャンネルでは、最も確率の高い要素を語るのだ。

数理的な話はおしまいとし、ココロの家族を語る。夫はレイリーで、息子がジンベエとマルコ。ジンベエにはボニーという妻がいて、娘がチムニー。この話は、作者の読者コーナーでの言葉(ココロとチムニーの話)や、デンのセリフ「魚人島ではどんな子が生まれても……」に沿っている。

補足すると、レイリーの妻は他に何人もいて、その1人はビッグ・マム。他にはシャクヤクが該当する。また、ボニーにも複数の夫がいて、モンキー・D・ドラゴン(エースの父)やペコムズ(バルトロメオの父)。要するに、リンリンの娘ボニーは母同様、複数の夫と複数の隠し子がいるというわけだ。

ボニーの話は、ダダン(本名アン)とボニーが双子というムービーで語る予定だ。

チムニーの話なので、ついでに「ルフィのいとこ」だと宣言しておく。チムニーはあっさりとルフィと打ち解け、「海賊にーちゃん」と呼び始める。アニメ229話では

ガープの娘にボニーとルージュがいると考察している。ボニーはルージュの姉となる。ボニーとルージュは同じ能力(覚醒度合いは違う)。二人がガープの娘という話は長くなるので、経緯を知りたい人は他のムービーでどうぞ。ルフィの伯母がボニーとなると、チムニーはルフィのいとこだ。

当チャンネルでは、ココロとリンリンは姉妹だと考えている。コロコロ:転転に対して、リンリン:輪輪という感じだ。顔つきも似ているし、ビッグマムは半人魚だと、かなり堅く考察している(証拠は10以上)。チムニーにのハートの口紅はココロからでもあるが、ココロとリンリンが姉妹でハートの口紅という思考だ。そして、ルフィの母親ルージュはリンリンの娘だとも堅く考察している。つまり、ルフィの祖母はビッグマムだ。

もともとイトコで、しかも婆ちゃん同士が姉妹となれば、普通のいとこよりも血が近くなる。(通常のいとこは婆ちゃん同士は他人)

つまり、元々、ルフィの妹系のチムニーだが、もっと血が近いイトコとなればルフィの妹そのものと言えるのだ。父のロジャーや母のルージュは死んでしまったルフィだが、婆ちゃん同士が姉妹なので、イトコという形で妹を出したのだ。ちなみに、ボニーとジンベエもイトコ同士となる。

チムニーはナミのことは「海賊ねーちゃん」と呼ぶ。当チャンネルでは、ナミはビッグマムとガン・フォールの娘だと考察している。
ナミ=夏みかん
秋みかん → (み)かん・フォール → ガン・フォール
詳しくは、ナミの父母がテーマで語る。

ボニーの妹なので、チムニーの叔母がナミだ。一般的に、若い叔母のことは「姉ちゃん」を付けて呼ぶ。ナミを姉ちゃん呼ばわりするのは自然(作者の埋め込み)というわけだ。

というわけで、当チャンネルの総論である「これまでルフィの関わった者達は親戚(家族)ばかり。それがワンピースのオチ」に繋がってゆくのだ。

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