バルトロメオはルージュの親戚？～エースの兄弟というのはデマ【ワンピース048】

実在の海賊にポートガス・バルトロメオという男がいる。ルージュやエースの親戚？　いや、血縁は無いことを説明。

ドレスローザでの戦いで、ルフィの子分になったバルトロメオがいる。「……だべ」のような田舎言葉で、鼻輪に、歯がギザギザ、バリアを張る男だ。年齢は24歳で、ルフィより年上だ。

一方、史実の海賊には、バルトロメオ・ポートガスという人物がいて、ポートガス・Ｄ・エースと関わりがあるという話がある。

ワンピースのバルトロメオは「人食いのバルトロメオ」という通り名だが、苗字は不明だ。
当ムービーではポートガスという苗字だという前提で語ろう。たとえ実際がそうでなくても、当チャンネルならば実に面白い話になるのだ。

バルトロメオの容姿としては、顔や身体にタトゥーを入れており、エースやドラゴンなどと入れ墨癖が似ている。ちなみに、顔に入れ墨するのは、シャンディアン（空島にいて黒髪で翼の無い一族）の特徴だ。

ダイヤのマーク入りのズボンをはいており、エースの所属するスペード海賊団と関係があるのではという話もある。ダイヤはドラゴンが顔にしているが、トランプのマーク単体ではなく、数字も入れて完成となる。エースならば、スペードのエース。ドラゴンならば、ダイヤのキングという具合だ。当チャンネルでは、ドラゴンの息子がエースだとほぼ確定させている。管理人の中では確信の域だ。

そもそもエースがポートガスを名乗る理由を語る。ロジャーの息子として育ったのならば、ゴール・Ｄ・エースになるはずだが、エースは母方の姓であるポートガスを名乗った。本人の意思で、選択肢の中から選べるというわけだ。

ロジャーの息子を産んだポートガス・Ｄ・ルージュ……。
当チャンネルでは、ルージュに関する一般的な考察の勘違いを語りたい。

まず、ポートガス・Ｄ・ルージュが生んだのはエースではなくルフィだ。ルージュの父であり、ロジャーに頼まれたガープが、娘ルージュの子ルフィと、娘ボニーの子エースとを入れ替えた。ルフィをより有利に生かすためだ。交換そのものは、特にエースにとって致命的ではなく、海軍としてガープの下に入れば、問題なく暮らせるはずだった。海賊になったからこそ、ロジャーの息子として処刑されることになったのだ。そんな万一の状況に備え、ガープはルフィとエースとを入れ替えたのだ。

ルージュが生んだのはルフィとなれば、エースがバルトロメオの兄という説は成立しない。というか、エースの方が年下なのだから、弟という仮説しか、出てはならなかった。

では、ルフィをルージュの息子と考えて、バルトロメオとルフィが血縁者として関係するのかの考察をしよう。
ルフィがビッグマムの孫という線は堅いので、ルフィの親戚となれば、マムの大家族の一員の中にバルトロメオがいるのか？　という話にもなる。

ルフィがビッグマムの孫である根拠は次。
●大食らいが半端じゃない
●飢えたり欲しがると精神がおかしくなる
●食べた時の嬉しがり具合
●悪魔の異名
●海賊王候補のルフィに対して、四皇というステータス
●「ワンピース＝同じ目線で１つになる」という
　　目的が同じの可能性
●人種差別しない
●海賊王になりたい
●音楽CDビッグ・マムの音楽会では仲がいい

●マムの声優がナルトの前世の祖母と同じ人
という当チャンネル独自のユーモアもある。

音楽CDについて語ると、CDの商品名は
ビッグ・マムの音楽会に～ホールケーキアイランドへようこそ～
で、その表紙となる絵は、ルフィがビッグマムに背中を見せており、ルフィになんの警戒もない。マムの方も襲おうともせず、るんるん気分。要するに、本当は敵ではなく、将来の味方なのだ。

メタ推理で考えても、ルフィが老婆をぶん殴って降参させるという状況はあり得ない。最初から味方になるキャラだったのだ。

当チャンネルのもう１つ説に、ルージュはガープの娘説がある。
説の成立にはルージュの苗字がポートガスである説明が必要となる。

実は今回の話は、バルトロメオの苗字がポートガスというテーマではなく、ビッグ・マムとガープの娘であるはずのポートガス・Ｄ・ルージュが、なぜポートガス・Ｄを名乗っているのかの説明が見つかったという話だ。

ルージュのフルネームがポートガス・Ｄ・ルージュである理由を幾つか考察してみた。
ルージュがビッグ・マムの娘ということが前提だ。（マムの娘という話は何度も語っているので今回は省略）

１．カープが養子に出していた
養子縁組の家の名前がポートガス家だった。

２．マムに結婚させられた未亡人
ポートガス家の男性と結婚したがも子供を産む前に旦那が亡くなった。

３．マムに結婚させられて逃げた
マムの娘ローラ（求婚のローラ）は巨人の王子と結婚させられそうになって逃げている。
ルージュも無理やり嫁がされたが逃亡。そんな時に、おっさんのロジャーの世話になり妊娠。

差し当たり、ガープがルージュを幼い時期にポートガス家へ養子に出したという説明ができる。
しかし、なぜ養子に出したのかという説明も必要となる。「四皇マムの娘だから、平凡に暮させてやりたかった」程度の話しかできない。

ガープは確かに孫息子達をダダンに預けてはいるが、自分の娘を手元に置かずに養子という行動は、不自然だからだ。

次に、ルージュがポートガス家に嫁いだという話ならば、むしろマムの娘として当然のいきさつになるし、モンキー・Ｄ・ルージュやシャーロット・Ｄ・ルージュではなく、ポートガス・Ｄ・ルージュである説明としては最適だ。なお、ガープがＤである以上、ルージュが母方を名乗る際でもシャーロット・Ｄ・ルージュとなる。

マムの娘は結婚しても姓がシャーロットという法則もあるのだが、ガープが娘をポートガス家に預けた不自然さに比べれば、簡単に説明できる。

●ルージュがシャーロットの名は捨てたかった（エースのように苗字は候補から選べる）
●当時の結婚では、シャーロットの姓を捨てていた
●ルージュ自身の希望で駆け落ち結婚したので、シャーロット家と切れた
などの理由となろう。

ポートガス家（バルトロメオの親戚の男）にルージュが嫁いだというケースについて考察を進める。

あくまで嫁ぎ先の苗字なので、バルトロメオ本人とルージュは血縁関係に無い。

バルトロメオは牙を生やしたりと、一般と異なる種族だ。ルージュはその一族の王子とかにマムによって嫁がされたが、逃げたり、未亡人になって１人になったところをロジャーが……という流れだ。

当チャンネルでは、マムに結婚させられた説を採用する。旦那が死んだか逃げているかは、特定不能ということで。ポートガス家にいる以上、ロジャーとは結婚できない。

なお、ルージュ既婚説が嫌いで、「ガープがルージュを養子に出した」と信じたい人がいたとしても、反感を得ないでもらいたい。当チャンネルのキモとしては、ルフィの母親はルージュで、ガープが父親、マムが母親という所なのだから、小さな所で意見が違っても、同意見の範囲だからだ。

タイトルのテーマについてもまとめておく。
バルトロメオの姓がポートガスの場合、バルトロメオがルージュの親戚という線は堅いが、別に血縁ではなく、あくまで嫁ぎ先の義理の関係だ。また、ルージュが生んだのはルフィなのだから、バルトロメオとエースは兄弟でもなんでもないという結論になる。

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