エースとルフィはガープとビッグ・マムの孫【ワンピース036】

エースとルフィはイトコ同士。実の兄弟というフェイク(偽り)が続き、義兄弟で血縁は切れたかに思える。だが、お互いの母親同士が姉妹で実はエースとルフィはイトコ同士。ガープが祖父で、シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)が祖母。

物語の前半では、ルフィとエースは実の兄弟という設定だった。2人の共通点だが、髪色は黒で、大食らい、意地っ張りという設定くらいしか似ていないものの、義兄弟という設定が出るまでは皆は実の兄弟だと信じていた。

当チャンネル管理人には、エースの登場には非常に違和感があった。ルフィとは体格が違い、目の形が似ておらず、顔にもソバカスという似ても似つかぬ容姿。また、登場したはいいが、ルフィにビブルカードを渡して挨拶だけで去ってゆく。(18巻・157話)

まるで、「兄がいますよ、あんま似てねぇけど、現実にもあるでしょ」という印象を読者に与えるためだけの登場だった。また、海賊王ロジャーとは血縁のはずのルフィに、エースという兄がいると、ルフィの価値が半減するような気がしたからだ。

次に、ルフィとガープは孫と祖父の関係だ。これを疑う人はまずいない。幼少の頃のガープはルフィに似ており、ガープはルフィに対して「ワシの子供の子供」と語る。二人の身勝手な行動を見たナミが、「すごく血の繋がりを感じる」と称した。(45巻・433話)

また、ルフィの登場を見たセンゴクはガープに向けて「また貴様の家族だぞ」と叫ぶ。(57巻・557話)

しかし、ガープとドラゴンは似ておらず、ドラゴンとルフィも似ていない。しかしながら、ドラゴンはモンキー・Dという苗字なので、婿養子と考えればいい。

物語の中盤では、エースはドラゴンの息子だった。
18巻でスモーカーと話すエースの顔とドラゴンの顔とを比べて欲しい。似ているとしか言いようがない。
もう、この時にドラゴンとエースが父息子という裏設定があったのだと言える。

次にガープとエースは祖父と孫だ。エースはガープのことを爺いちゃんだと認識していた。つまり、自分を「ガープの娘ルージュ」と「ロジャー」の息子だと信じていたわけだ。

コミックでは60巻となる辺りで、アニメの話を次に述べる。

ルフィとエースがダダンの所で暮している頃、ガープがダダンの所にやってきた。エースもルフィも海賊になりたいという話に対して、ガープは彼らの頭を殴る。このシーンは同じく孫に対する体罰だと判断できる。サボに対してはゲンコツを食らわせないのだ。ちなみに、ダダンの頭も同様に殴っている。ダダンはガープの娘だと当チャンネルでは考えている。エースとルフィのしつけができていないので、父親としてダダンへゲンコツを食らわせたのだ。

もし、ダダンがガープの娘じゃなかったら、ガープは女性に対して、暴力を奮う外道ということになる。そうではなく、やはり二人は肉親というわけだ。

ガープがダダンのアジトに来た時の話を続け、幼少期のサボはガープを「エースとルフィの爺ちゃん」と呼んでいる。
その夜、ガープは自分の家のように眠る。ダダン一家の秘密を握る海軍という敵ならば、寝首を掻いてもいい所なのに寛いでいた。

海兵にしたい孫達を、ダダンが山賊にもかかわらず預けるとなれば、ガープの家族だからこそ。ダダンが家族ならば、孫達を人質にとってガープに盾突くこともあり得ない。

マリンフォードの頂上戦争のシーンだが、エースが赤犬(サカズキ)に殺されそうになった時、ガープは飛び出そうとして、センゴク(メガネの元帥)に取り抑えられる(59巻・574話)。

その時、ガープは「わしを押さえておけ。わしゃァ、サカズキを殺してしまう」とエースを救いたい主張をし、もがいていた。軍規を無視したこの態度を考えると、ガープとエースは肉親で、ガープの孫だと推測できる。

エースが死んだ後、60巻・590話では、ダダンはフーシャ村を訪れたガープの頭を棍棒で激しく1発叩き殴る。

ガープに対し、家族(エース)より任務かと罵り、エースをガープの家族として扱っている。
ガープの家族(エースの死)に介入するダダンを見るに、ダダンも家族の一員だと判断できるのだ。

また、久々の再会で、いきなり頭をぶん殴る態度は、父と娘を思わせる。
ガープがルフィに再会したときも、ルフィは思い切り頭をぶん殴られたのだ。
(45巻・431話)

エースとガープは孫と祖父というわけだ。この時点でルフィとエースが従兄弟同士になる。

次に、ルフィとビッグ・マム(リンリン)の共通点を挙げる。

●大食らいが半端じゃない
ルフィは何でも食うが、リンリンの方はスイーツ主体。食べる量が半端じゃない。

●飢えたり欲しがると精神がおかしくなる
ルフィが飢えておかしくなるのはギャグかと思っていたら、ビッグマムはガチでスイーツを欲しがる精神病として描かれていた。この共通設定は肉親を思わせる。
ビッグマムの島へ向かうシーンで、わざわざルフィを飢えさせて、おかしくした理由は、肉親だという表現だったのだ。

●食べた時の嬉しがり具合
ルフィ「うんめェ」と、リンリン「おいしいィィ」の喜び方が似ている。また周辺がキラキラと輝く。
チョッパーも似ているが、チョッパーはルフィの影響を受けて行動が移ったという立場だ。

これら3つの食欲表現は、無関係な人物に埋め込んではならないと考える。
一流の作者が、無闇にこの3つを人物に設定することはないという思想だ。

●悪魔の異名
ルフィ(Luffy)、コロシアムでの名前・ルーシー(Lucy)は悪魔の代表ルシファー(Lucifer)の異名。

一方、シャーロット・リンリンはシャー「6」ット・「6」ン「6」ンとなり、666=悪魔となる。
リが6である根拠だが、六の大字(だいじ)は陸で「りく」と読むことから。ナルトの六道仙人は「りくどうせんにん」で、六そのものも「りく」と読む。

●海賊王候補のルフィに対して、四皇というステータス
ルフィが海賊王になる男ならば、その血筋も海賊王とかビッグマム級の祖先がいるべきという思考は妥当だ。

ガープが海軍となれば、その妻に女海賊がいる事が望まれる。

●目的が同じの可能性
ルフィの目的はワンピースの謎で、何かが1つになるという意味だ。
マムの目的は「あらゆる人種が同じ目線で暮らせる国」で、1つになるという意味を感じ取れる。
(83巻・834話)

●人種差別しない
ルフィは魚人も巨人もスカイピア人(空島人)も同じ人間として扱う。
また天竜人という格上とされる人種も同じ目線で見ている。

一方、リンリンは「あらゆる人種が同じ目線」を望んでおり、人種差別をしない。
まあ、巨人は嫌いだが、差別ではない。

●海賊王になりたい
ビッグマムには海賊王になりたい宣言がある。(84巻・847話)
目標にもルフィとの共通点があるのだ。

●マムの声優がナルトの前世の祖母と同じ人
ビッグマムの声優は「小山茉美」という年配の女性だ。
アニメNARUTOでは、主人公ナルトの前世に祖母がいて、その名は大筒木カグヤ。そのカグヤの声優も小山茉美氏となる。

メタ推理(物語を超越した考察)で、半分は当チャンネル特有のユーモアということで。

なんと、エースとリンリンにも直接の似ている所がある。
エースはソバカス顔だが、リンリンの幼少期もソバカス顔だ。
ビッグ・マム程に病的ではないが、エースも大食らいだ。

次に、エースとルフィの母親達こそが、ガープとリンリンの娘達という話をする。

エースの母親がボニーである証拠を挙げる。

1.エースとボニーの初登場シーンがレストランでの大食らい
 (18巻・158話)と(51巻・498話)
2.屋根の上など高い所から語りかける
 (45巻・440話)と(52巻・507話)
3.ボニーはエースの処刑予告で驚いた(51巻・501話)
4.ボニーはエースがロジャーの息子だと発表された後、大泣きした(処刑前・58巻・565話)
5.ボニーはエースの死の後、決起して出発した(59巻・581話)
6.食い逃げ常習犯
7.エースの方はボニーに対して全く想いが無い(恋人や姉ではない)
8.南の海出身
9.黒ひげが天敵
10.ボニーは大股開きで出産経験を表現(誰かの母親)
11.モデルのアン・ボニーは出産経験あり
12.ボニーの母親はビッグマム(大食らいの遺伝が子にも現れる)
13.年齢変化の能力を持ち、設定年齢は推定

4の「ロジャーの息子だと発表された後、大泣きした」について補足する。
ボニーが泣いたタイミングはエースの処刑前で、処刑されることそのものより、ロジャーの息子でもないのに、ロジャーの子として処刑されるエースには思わず泣いてしまった。母であるボニーが一番よく知っていることだからだ。仮に逃れても、ロジャーの子というレッテルは致命的で、そんな息子には涙ダラダラの母親だった。

7の「姉ではない」という部分に補足する。
エースと近い歳の姉(ロジャーの娘)がいたら、ルージュはボニーの存在によって捕まっている。

ボニーがマムの娘である証拠は次。
(既出ムービーよりも証拠が増えたのでどうぞ)

●髪の色がピンク
●口紅のハートマークがマムと共通
●口紅のハートマークがマムの娘達と共通
●度を過ぎた大食らい
●食い方が汚い
●言葉遣いとガラが悪い(口調がそっくり)
●億超えの女海賊ヘッド
●名前のジェリー(ゼリー)とシャーロットがスイーツ系
●ケーキのような船(59巻・581話)
●年齢や寿命を操作できる
●ジェリーのお菓子商品でボニーという名称(ウクライナ)

ガープがルージュの父親という証拠は次。
証拠の数ではなく思考の経緯。

母体は20ヶ月も赤子を抱えることが出来ない
海軍が捜索を打ち切る以上、ワンピースの世界も同様

悪魔の実の能力が必要

ガープが20ヶ月の時点で妊娠の件でルージュを初めて訪問

会ってもいないのにガープは20ヶ月抱えていることを知っていた

ガープが年齢操作の実をルージュに渡した

ロジャーの家族が皆処刑ということを知っていた
海軍のガープはなぜロジャーの家族ルージュをかくまったのか?

育てたのはダダンにもかかわらず、
ルージュの息子がガープの家族になっている

ルージュがガープ自身の家族だから

ルージュはガープの娘

まとめると、ルージュはガープの娘だからこそ、父から受け取った悪魔の実で赤子を腹に20ヶ月も抱えることが出来、そのタイミングでルージュを訪ねることができた。海軍としての任務よりも、父としての自分を優先させたガープはルージュと赤子をかくまった。

ルージュがマムの娘である証拠は次。

●若い頃にソバカスのマムとルージュ
●寿命をやり取りする能力
●出産という大事な時のルージュは父母と一緒に暮しているべきなのに未登場
●マムの娘ならばロジャーの愛人として格が成立
●大食らいの息子を産んでいる
●マムの娘確定のジュエリー・ボニーに対し、海賊旗の語源ジョリー・ルージュ
 寿命・年齢を操作する能力が一致
●プラリーヌ・ルージュというお菓子あり
●ソバカス魚人女のプラリネはマムの娘
●ルージュは日本では口紅と解釈されていて、マムや娘達の特徴
●強い癖毛

エースをガープの孫と考えると、ボニーを介して次が成立。
●リンリンの夫にガープがいる(夫の枠が多い)
●ガープの娘がルージュ(かくまった理由は父だから)
これらもルージュがマムの娘という根拠となる。

ちなみに、アニメでエースが死ぬ前後の、コマーシャルを挟む部分でルフィが出る時は、ルフィが左目でのぞき込み、麦わらと赤い服が出る。これはロジャーとルージュ(フランス語で赤)を意味する。ルフィのズボンが出たりはしないのだ。

ルフィとエースは入れ替わったというのが当チャンネルのワンピースの話のキモだ。
当ムービーでも、およその証拠にはなっているが、詳しい説明に関しては既出ムービーをご覧あれ。

というわけで、ガープやリンリンの娘達が、エースやルフィの母親という話を実施した。
ここまで来て初めて、ガープとリンリンが(元)夫婦ということが判明する。

動画へのリンク

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