黒ひげはプルトンを手に入れる~黒ひげの歯並び、欠けた歯の位置が変わる理由はケルベロス?【ワンピース100】

黒ひげティーチはケルベロス(3つ頭の犬)で、プルトン(ハデス)という兵器を狙っている。
黒ひげの父・金獅子のシキも、アラバスタの王女と結婚して狙っていた?
欠けた歯の位置が変わる理由も判明

黒ひげは海賊旗が3つ頭となっており、能力を複数持っているので、ケルベロスがモチーフなっていると、ちまたでは語られている。ギリシャ神話のケルベロスは甘い物が好きで、黒ひげのチェリーパイ好きと合致している。

ケルベロスが悪魔の実の能力なのか、黒ひげ個人の能力(心臓が3つあるなど)なのかは意見が分かれるところだ。黒ひげはヤミヤミの実の能力者で、そのヤミヤミがケルベロスの能力なのか、あるいはヤミヤミでケルベロスの能力を得たのか。当チャンネルでは、特に結論は出さないでおこう。

一方、アラバスタ王国の地下に眠っているプルトン。

プルトンは悪魔の実を食った船・戦艦とも言われていて、アラバスタ王コブラの話では、一発放てば、島一つ跡形もなく消し飛ぶほどの威力を持つそうだ。

一般用語でプルートは冥王星のことだし、ローマ神話での冥王プルートというのは、ギリシャ神話では冥王ハデス(ハーデス)のことだ。ハデスはケルベロスという3つ頭の犬を従えている。言わばパートナーだ。

ギリシャ神話の事実から、黒ひげがプルトンを手に入れるという話が通説だ。当チャンネルでも特に異論は無い。

ケルベロス(黒ひげ)が、ハデス(プルトン)を従える形でいいのか? その船に乗ることは、別に従えると解釈する必要は無い。ルフィだってサニー号という太陽のような船に乗っている。つまり太陽神アポロンが相棒だと解釈できる。

ワンピースという物語は、複数の理由に基づいて、何かが起こることか通常だ。よって、ケルベロスとハデスが関連ワードだからという理由だけで、黒ひげがプルトンを手に入れると結論づけるだけでは甘い。また、関連ワードという理由だけだと、ギリシア神話が根拠になってしまい、作中の根拠が存在していない。たとえ事実であっても、作中にもなんらかの根拠が存在しているはずだ。

黒ひげと呼ばれているが、本名の方の分析をすることで、実はアラバスタと関係がある可能性を示せることに気付いた。

マーシャル・D・ティーチが本名で、ティーチという名前は指導の意味を持つ。ゼハハハハという笑い方が特徴だ。一方、金獅子のシキの名は指揮という意味となり、ジハハハハという笑い方、そして体格や顔付きから、金獅子のシキの息子だと当チャンネルでは語っている。

当チャンネルの愛好者ならば、それで親子関係を納得するだろうし、当チャンネルとしても黒ひげの父親が発見できたので、一安心というところだ。ティーチという名前は料理とも無関係なので、ビッグマムの息子かどうかの解析も不要だ……と、当チャンネル管理人は安心していた。

いや、しかし、とんでもないことを思いついてしまったのだ。

黒ひげがアラバスタに眠るプルトンが目的だとして、アラバスタと言えばティティという王妃がいた。ビビの母親で、生前は現王コブラの妃だった。そして、当チャンネルでは、ティティはダジャレで乳(ミルク)のことで、スイーツの材料なのでビッグ・マムの娘。ビビもマムの孫娘でルフィのイトコだ、わっはっは。で済ませていた。しかし、このダジャレが成立するとなれば、避けては通れない連想の存在に気付くことになる。

ティティが乳でミルクなら、ティーチはティチで乳でミルクではあるまいか?!
黒ひげは40歳で、ビッグ・マムの息子の空欄には、17男、18男、20男~33男がゴッソリ空いている。
つまり、ティーチは17男、18男、20男辺りにスッポリ入ってしまうのだ。

黒ひげのアクセサリを見ると、真珠のネックレスをしており、魚人のファッションだと分かる。ビッグ・マムはビッグキスの半人魚。マムの息子で特に矛盾は無い。

黒ひげティーチもアラバスタ王妃ティティと同じくミルクとなれば、ビッグマムと金獅子のシキの息子だという話になってゆくのだ。つまり、黒ひげはルフィの叔父さんというわけだ。もちろん、マムの夫が違うので、実際にはイトコ程度の血の遠さだとイメージし直してもらいたい。

ビッグ・マムと前アラバスタ王の娘が王妃ティティだとして、王コブラは婿養子。ビビも婿養子で後を継ぐので、特に問題は無い。更には、前アラバスタ王女も婿養子ではあるまいか? 女が王妃として娘に国を継がせてゆくのが伝統の国となる。時には女王もあったろうか。

ティティの父親は前アラバスタ王だが、前アラバスタ王がシキだったら、ティティとティーチは兄弟姉妹ということなる。名前も非常に近いし、双子もあり得る。

シキが前アラバスタ王だとして、アラバスタのプルトン目的で、国を乗っ取った可能性が出てくる。クロコダイルのようによそ者が支配したのだ。シキの出身をワノ国と語る人もいるが、乗っ取りなので出身はどこでも成立する。

ティーチは腹巻きに銃を何丁か入れているが、なんとビビも「一番くじ フィギュアセレクション E賞アラバスタ」のフィギュアで、腰のベルトに銃を何丁か入れている。他のフィギュアを見ても、腰に銃なんてキャラは差し当たり見つかっていない。

もう、ティーチの姪っ子がビビじゃないの?

ビビの好きな食べ物はカレーとプリン。ティーチが好きなのはチェリーパイ。特に共通点無しか……。

あえて、最後にこの話を持ってくる。ティーチの歯の欠けの位置が変わるという事実がある。最初に会った時には、上の前歯が欠けていたのに、2年後には欠けが埋まり違うところが欠けていた。また別の時期には欠けている位置が違っている。作者のミスではないのだ。そのため、ティーチは3人いるのではと語る人もいる。いや、違う、ティーチは歯が再生する体質なのだ。マムの息子ならば、魚人の血があり、栄養補給によって歯を再生できる体質になる場合がある。

ルフィのように牛乳とかを飲んで歯が再生する体質だとしたら、ティーチはルフィの親戚という根拠が増えることになる。ティーチはチェリーパイでカルシウムを補給して、歯が再生していたのだ。

話をまとめる。

シキは前アラバスタ王に君臨した。シキはビッグマムの夫でもあり、ティティとティーチは恐らく双子。双子でなくとも兄弟姉妹。

ティーチはアラバスタ王の血を引いているので、アラバスタの関係者。
父親を引き継いでプルトンを狙っている。

アラバスタとの血縁こそが、ケルベロスとハデスの繋がり以外で、黒ひげが兵器プルトンを手に入れる根拠だとしたい。


【追記】
次が正解のような気がしてきた。リンリンとシキの子供が、ティティとティーチの双子で、ティティはコブラ王子と結婚した。つまり、コブラは婿養子ではなく、先代の血筋。
黒ひげは、現アラバスタ王の義理の兄弟。

ティーチとリンリンだが、ブサイク面や甘い物好きと大食らいが遺伝している。手に指輪だらけも一致。

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