ロジャーに隠し子がいるわけがない。ルフィが唯一のロジャーの子孫。
エースとは人物が入れ替わっている。
ワンピースの物語では、24年前にロジャーは自首して鉄格子越しにガープと語る。(56巻・551話)
「オレの子を頼んだぜ」とロジャーが勝手なことを言える理由は、生まれてくる子がガープの孫だからだ。ルージュはガープの娘だからこそ、ロジャーは自信満々で安心していて、ガープがかくまう気になったと、当チャンネルでは語っている。「ロジャーと関わった者は皆殺し」というガープの話に、ロジャーは「だからこそお前に言った」と返した。
アニメではロジャーは、自分に子供が生まれることを興奮してガープに語っていた。
「信じられるか? オレにガキが生まれるんだぜ」
この台詞から、ロジャーに隠し子がいるという話はガセとなる。初めての子供に興奮した気持ちが読み取れる。ルフィの父親にふさわしい無邪気なロジャーに対し、隠し子がワノ国に居ましただなんて、そんな展開は無いというわけだ。
もちろん、ルフィがロジャーの隠し子という言い方は可能だ。また、エースはロジャーの息子ではない。本物のロジャーの息子(ルフィ)の代わりに殺されたのだ。
エースが死んだ時のタイトルは「ポートガス・D・エース死す」。しかし、その話の最後には、ルージュが「この子の名はゴール・D・エース」と念を押すように語る回想シーンが登場。要するに、死んだエースと、ルージュが産んだエースは別人なのだ。
また、エースの復活も無いと考える。ロジャーの偽息子として死ぬことが、エース登場時からの運命なのだ。確かに、くいなは女として死んで、男として再登場ということはありそうだが、最初から偽りの葬式だった。くいなは死んだふりをしていただけなのだ。そして、墓まで造った徹底振りだ。しかし、エースは本当に死んで墓があるのだから、復活はあり得ない。「埋葬のシーンが無かったから復活する」というガセもあるが、白ひげだって別に埋葬シーンは無い。ベルメールとかオトヒメ(魚人島の王妃)の埋葬シーンも無い。
ロジャーの子の話に戻るが、そもそも、ロジャーの子がルフィだけだからこそ価値があるのであって、兄エースがいるだけでも、序盤のルフィはロジャーの子孫としての価値が危ぶまれていたのだ。義兄弟という展開となり、やはりルフィこそがロジャーの息子だと、裏では動き出していたのだ。
当チャンネルを知らない前提で、ドラゴンをルフィの父だと信じている人が多いのだが、それは作者によるトリックだ。
ガープの台詞に「お前の父の名はドラゴン」というシーンがあっただけで、それが事実だと証明されたことは一度も無い。ガープの話を又聞きして、イワンコフなどがルフィの父をドラゴンだと信じたシーンはある。
ドラゴンをルフィの父だと考えると、母は定まらない。母親は不明というネット情報はドラゴンを父とした思考が袋小路にはまった状態に過ぎない。
さて、ロジャーの息子を産んだルージュだが、「女の子ならアン、男の子ならエース。彼がそう決めてた」とロジャーによって指定されていたことを語っている。(56巻・551話)
コミックでは、次のページにダダン(DADAN)が登場す。ダダンからDを除去するとAとANが残り、アンとエースというのは、ダダンの名前の一部という考察ができる。
そもそもダダンの本名はアンだと当チャンネルでは判断している。宝樹アダムを生み出す能力者で、ガープの娘なのでDの一族。D+アダム+アンで、愛称ダダンというわけだ。
つまり、ロジャーはダダン(アン)の名前を娘につけようとしていて、男の子でもダダンの名前の一部であるAをエース読ませて、ダダンの名前を付けようとしていたわけだ。
ワンピースでは、女の名前は、おおむね可愛らしく作ってある。ビッグ・マムでさえ、リンリンという可愛らしい名前が付いている。ダダンだけがワンピースの女性名として不自然なのだ。しかし、アンが本名ならば、ダダンという変な名前は愛称に過ぎず、不自然さは消える。
実はアニメにはダダンの若い頃の姿が登場する。まあまあの美人だ(アニメ497話)。
ダダンは自室で夢を見ていたのだが、その夢はダダンが若い姿だった。現実のダダンの部屋の上にルフィ達の寝床が有り、親戚(甥)だからこその配置だ。
いや、ダダンは双子姉妹のボニーよって、年齢操作され、年老いていたというのが当チャンネルの新説で、このアニメ497話のダダンこそが、年老いる前の本来のダダンだと推察している。アンとボニーは双子で同じ年なのだ。一方が老いて、一方が若返っている。
実はまだ当チャンネルでも、ダダンの年齢操作については、説得力にあふれた説明が見つかっていない。
エースを預かる時点でダダンが年老いていたとすると、ボニーによってダダンが年老いていたというタイミングがシビアになるのだ。
まあ一応、次のように説明できる。
1.ガープがルージュから赤子を預かる
2.ルージュの死によって、「寿命を移動する悪魔の実」がガープの手に戻る
3.ガープは娘のボニーに会い、「寿命を移動する悪魔の実」とボニーの赤子(息子)を交換する
アンも含め、年齢を偽るよう指示
4.ボニーが双子のアンに会って、寿命を移動する
当時のボニーは非覚醒能力なので、ダダンは相当に老いて、ボニーはちょっと若返っただけ
5.ガープがエースとルフィをすり替えて、ロジャーの息子と偽ってエースをダダンに預ける
以上のような裏ストーリーがあれば、ガープが赤子をすり替えつつ、ダダンが老いている説明になる。
なんで、こんなややっこしい設定が必要なのかというと、究極は「ロジャーの息子がルフィ」という当たり前のことを、作者はいかにギリギリまで読者へ隠し通すかという表現に励んでいるからだ。
ダダンはエースを預かって20年経っているのに、デコのシワが少し増えた程度で、容姿がほとんど変わっていない。双子姉妹のボニーはダダンと何度も会っていて、ダダンの老いが緩やかになるように、寿命を受け取ったと考察している。なお、ボニーの方はいつでも更に若返ることができる。
ダダンとボニーは双子姉妹だと当チャンネルでは結論を出した。作者がモデルとするアン・ボニーは2人で完成なのだ。母はビッグ・マムとなる。アンは餡だし、ボニーはジェリー・フルーツ・ボニーという菓子がある。娘の法則に沿うのだ。ダイフクというスイーツ名はマム3男に付いており、和製のスイーツも問題なくマムの血族として扱える。
ダダンが宝樹アダムの能力者ならば、姉妹の能力で年齢を偽ることは当然の成り行きだ。また、ボニー自身も、寿命移動能力で、お尋ね者となっているので、姿を偽りたい。
この話は、「ダダンの本名はアン、ボニーと双子姉妹でアン・ボニーの完成(仮称)」というムービーで詳しく説明するので、今回はロジャーとダダンの話を詰めてゆきたい。
ルージュと関わったロジャーは53歳だが、ルージュは20歳ちょいくらいだ。
ここで、若い女好きのロジャーが本当に好きだったのは、推定24歳くらいのアンだった。ロジャーの船は宝樹アダムでできているが、アンが能力で造ったものかも知れない。その時に知り合ったのだ。
だが、アンの性格では、気に入らない限り、言い寄ってきた男は拒否するはず。ロジャーは振られた可能性がある。あるいは、既にアンは怪僧ウルージ(ダダンとペアルック)と政略結婚してしまっていたのだろうか。ロジャーはダダンを女性として惚れたものの諦めた。しかしながら、ロジャーはアンの妹のルージュを探し出し、妊娠させ、息子が生まれ、ルフィという名前の少年として育っていったという流れだ。こともあろうに、姉アンの名前そのものや、名前の一部(エース)を子供達に付けようとしたロジャーというわけだ。
現実に置き換えるとあり得る話だ。好きな女性が結婚してしまったり、初恋の女の子だったり、その女性の名前を娘に付けてしまう男の心理ならば理解できるはずだ。
ダダンがガープの娘という話は、別ムービーで詳しく語っている。あまりにも証拠があるので、ダダンが「ガープさんと呼ぶ」程度では覆らない。せっかく、宝樹アダムという正体を隠してひっそりと暮らしているのだから、父と娘だとバレないように、ガープさんと呼ぶように言い付けている程度の話だと考察している。それも究極は「ロジャーの息子がルフィ」を読者から隠すためだ。
ルージュがガープの娘という話は、別ムービーで詳しく語っているが、ここでも少し。
寿命が尽きたようにルージュは亡くなり、ガープはひどく青ざめる。
ガープはルージュを娘だと認識していたが、ルージュの方は父という認識があったのか? 恐らく、知らなかったろう。
ルージュの姓名がポートガス・D・ルージュである理由を幾つか考察してみた。
ビッグ・マムの娘ということが前提だ。
1.カープが養子に出していた
チンジャオなど、ガープの家族を狙いそうな者から隠すため。
養子の縁組先がポートガス家だった。
2.マムに結婚させられた未亡人(逃げた)
ポートガス家の男性と結婚したが、子供を産む前に旦那が亡くなった。
または
ルージュは無理やり嫁がされたので逃亡。
そんな時に、おっさんのロジャーの世話になり妊娠。
(マムの娘・求婚のローラは巨人の王子と結婚させられそうになって逃げている。)
3.マムに捨てられて、ポートガス家が拾った
ガープが裏切ったので、マムは幼いルージュを捨てた。
マムは16男モスカートを殺しても平然としており、裏切った夫の子を捨てることはあり得る。
当チャンネルでは、3を推奨したい。マムに捨てられ、育ての親の姓がポートガスというわけだ。
ルージュは悪魔の実の能力者で、寿命を移動させる能力を持っていたと考察している。自分の寿命を60年削り、赤子に60週間の寿命を与えた。結果的に赤子は成長が戻り、20ヶ月もの間、腹に抱えることができた。60週間というのは、1年と2ヶ月程度、本来おなかにいるのは、9ヶ月と10日程度。
ルージュは海軍が去るまで、ずっと腹が目立ってないので、根性で抱えたとか、そんな話では一切無い。
ルフィの懸賞金が上がり、フーシャ村長は「ダダンはこれを知っとるのか」と語った(45巻・440話)。「親子3代どうかしとるわい」という台詞の後に発した。「ガープ、ドラゴン、ルフィ」という見当違いの話もあるが、「ガープ、ロジャーの子を産んだ娘、ルフィ」の3人だと考えられる。
フーシャ村長は「世界政府に喧嘩を売る海賊など聞いたこともない」とも語る。ドラゴンがフーシャ村出身ならば、世界政府に喧嘩を売る行為に対して改めて発言する必要が無い。つまり、ドラゴンはガープの娘の旦那ということになる。
ロジャーがなぜ、ダダンの名前を子に付けたかったのか?
子供にアン、エースというシーンの次のページには、ダダンの名が出ており、関係あると考えるのが筋だ。気付く人は少数派で、少数派に向けて誤誘導は考えにくい。
当チャンネルでは、ロジャーはビッグ・マムの娘アンを好きだったという説を推奨したい。説のまとめに加え、他の説も出しておく。
ロジャーがアンとエースを指定した理由は……。
1.ロジャーがダダンを好きだったから
ダダンが若い頃は、それなりの美人だった。
歳もルージュよりは上で、ロジャーが好きになってもおかしくない。
しかし、振られたか既婚者という理由でダダンとは結ばれず、未練がましく、子供の名前に愛した女性の名前を付けた。
女の子ならアンと先に言っており 、アンという名前の方がエースよりも優先なのだ。
2.ロジャーの船の材木は、ダダンの身体で出来ているから
アダムにDを付けるとダダム。アンという女性名を加えてダダン。
宝樹アダムの名前を子供に付けようとした? いや、船の材木の名前を子供にというのは無理がある。
というわけで、1と2を語ったが、ロジャーの好きな人に、息子ルフィが(7歳頃から)育てられるというのは面白い展開だ。まあ、エースを子供だと信じる人でも、自分の息子が自分の好きな女性に育てられるという状況は同じで、興味深いというわけだ。
ロジャーの片思いのような書き方をしたが、実はダダンもロジャーが好きで、マムの政略結婚で引き裂かれたという真相があるのかも知れない。
動画へのリンク
エースとは人物が入れ替わっている。
ワンピースの物語では、24年前にロジャーは自首して鉄格子越しにガープと語る。(56巻・551話)
「オレの子を頼んだぜ」とロジャーが勝手なことを言える理由は、生まれてくる子がガープの孫だからだ。ルージュはガープの娘だからこそ、ロジャーは自信満々で安心していて、ガープがかくまう気になったと、当チャンネルでは語っている。「ロジャーと関わった者は皆殺し」というガープの話に、ロジャーは「だからこそお前に言った」と返した。
アニメではロジャーは、自分に子供が生まれることを興奮してガープに語っていた。
「信じられるか? オレにガキが生まれるんだぜ」
この台詞から、ロジャーに隠し子がいるという話はガセとなる。初めての子供に興奮した気持ちが読み取れる。ルフィの父親にふさわしい無邪気なロジャーに対し、隠し子がワノ国に居ましただなんて、そんな展開は無いというわけだ。
もちろん、ルフィがロジャーの隠し子という言い方は可能だ。また、エースはロジャーの息子ではない。本物のロジャーの息子(ルフィ)の代わりに殺されたのだ。
エースが死んだ時のタイトルは「ポートガス・D・エース死す」。しかし、その話の最後には、ルージュが「この子の名はゴール・D・エース」と念を押すように語る回想シーンが登場。要するに、死んだエースと、ルージュが産んだエースは別人なのだ。
また、エースの復活も無いと考える。ロジャーの偽息子として死ぬことが、エース登場時からの運命なのだ。確かに、くいなは女として死んで、男として再登場ということはありそうだが、最初から偽りの葬式だった。くいなは死んだふりをしていただけなのだ。そして、墓まで造った徹底振りだ。しかし、エースは本当に死んで墓があるのだから、復活はあり得ない。「埋葬のシーンが無かったから復活する」というガセもあるが、白ひげだって別に埋葬シーンは無い。ベルメールとかオトヒメ(魚人島の王妃)の埋葬シーンも無い。
ロジャーの子の話に戻るが、そもそも、ロジャーの子がルフィだけだからこそ価値があるのであって、兄エースがいるだけでも、序盤のルフィはロジャーの子孫としての価値が危ぶまれていたのだ。義兄弟という展開となり、やはりルフィこそがロジャーの息子だと、裏では動き出していたのだ。
当チャンネルを知らない前提で、ドラゴンをルフィの父だと信じている人が多いのだが、それは作者によるトリックだ。
ガープの台詞に「お前の父の名はドラゴン」というシーンがあっただけで、それが事実だと証明されたことは一度も無い。ガープの話を又聞きして、イワンコフなどがルフィの父をドラゴンだと信じたシーンはある。
ドラゴンをルフィの父だと考えると、母は定まらない。母親は不明というネット情報はドラゴンを父とした思考が袋小路にはまった状態に過ぎない。
さて、ロジャーの息子を産んだルージュだが、「女の子ならアン、男の子ならエース。彼がそう決めてた」とロジャーによって指定されていたことを語っている。(56巻・551話)
コミックでは、次のページにダダン(DADAN)が登場す。ダダンからDを除去するとAとANが残り、アンとエースというのは、ダダンの名前の一部という考察ができる。
そもそもダダンの本名はアンだと当チャンネルでは判断している。宝樹アダムを生み出す能力者で、ガープの娘なのでDの一族。D+アダム+アンで、愛称ダダンというわけだ。
つまり、ロジャーはダダン(アン)の名前を娘につけようとしていて、男の子でもダダンの名前の一部であるAをエース読ませて、ダダンの名前を付けようとしていたわけだ。
ワンピースでは、女の名前は、おおむね可愛らしく作ってある。ビッグ・マムでさえ、リンリンという可愛らしい名前が付いている。ダダンだけがワンピースの女性名として不自然なのだ。しかし、アンが本名ならば、ダダンという変な名前は愛称に過ぎず、不自然さは消える。
実はアニメにはダダンの若い頃の姿が登場する。まあまあの美人だ(アニメ497話)。
ダダンは自室で夢を見ていたのだが、その夢はダダンが若い姿だった。現実のダダンの部屋の上にルフィ達の寝床が有り、親戚(甥)だからこその配置だ。
いや、ダダンは双子姉妹のボニーよって、年齢操作され、年老いていたというのが当チャンネルの新説で、このアニメ497話のダダンこそが、年老いる前の本来のダダンだと推察している。アンとボニーは双子で同じ年なのだ。一方が老いて、一方が若返っている。
実はまだ当チャンネルでも、ダダンの年齢操作については、説得力にあふれた説明が見つかっていない。
エースを預かる時点でダダンが年老いていたとすると、ボニーによってダダンが年老いていたというタイミングがシビアになるのだ。
まあ一応、次のように説明できる。
1.ガープがルージュから赤子を預かる
2.ルージュの死によって、「寿命を移動する悪魔の実」がガープの手に戻る
3.ガープは娘のボニーに会い、「寿命を移動する悪魔の実」とボニーの赤子(息子)を交換する
アンも含め、年齢を偽るよう指示
4.ボニーが双子のアンに会って、寿命を移動する
当時のボニーは非覚醒能力なので、ダダンは相当に老いて、ボニーはちょっと若返っただけ
5.ガープがエースとルフィをすり替えて、ロジャーの息子と偽ってエースをダダンに預ける
以上のような裏ストーリーがあれば、ガープが赤子をすり替えつつ、ダダンが老いている説明になる。
なんで、こんなややっこしい設定が必要なのかというと、究極は「ロジャーの息子がルフィ」という当たり前のことを、作者はいかにギリギリまで読者へ隠し通すかという表現に励んでいるからだ。
ダダンはエースを預かって20年経っているのに、デコのシワが少し増えた程度で、容姿がほとんど変わっていない。双子姉妹のボニーはダダンと何度も会っていて、ダダンの老いが緩やかになるように、寿命を受け取ったと考察している。なお、ボニーの方はいつでも更に若返ることができる。
ダダンとボニーは双子姉妹だと当チャンネルでは結論を出した。作者がモデルとするアン・ボニーは2人で完成なのだ。母はビッグ・マムとなる。アンは餡だし、ボニーはジェリー・フルーツ・ボニーという菓子がある。娘の法則に沿うのだ。ダイフクというスイーツ名はマム3男に付いており、和製のスイーツも問題なくマムの血族として扱える。
ダダンが宝樹アダムの能力者ならば、姉妹の能力で年齢を偽ることは当然の成り行きだ。また、ボニー自身も、寿命移動能力で、お尋ね者となっているので、姿を偽りたい。
この話は、「ダダンの本名はアン、ボニーと双子姉妹でアン・ボニーの完成(仮称)」というムービーで詳しく説明するので、今回はロジャーとダダンの話を詰めてゆきたい。
ルージュと関わったロジャーは53歳だが、ルージュは20歳ちょいくらいだ。
ここで、若い女好きのロジャーが本当に好きだったのは、推定24歳くらいのアンだった。ロジャーの船は宝樹アダムでできているが、アンが能力で造ったものかも知れない。その時に知り合ったのだ。
だが、アンの性格では、気に入らない限り、言い寄ってきた男は拒否するはず。ロジャーは振られた可能性がある。あるいは、既にアンは怪僧ウルージ(ダダンとペアルック)と政略結婚してしまっていたのだろうか。ロジャーはダダンを女性として惚れたものの諦めた。しかしながら、ロジャーはアンの妹のルージュを探し出し、妊娠させ、息子が生まれ、ルフィという名前の少年として育っていったという流れだ。こともあろうに、姉アンの名前そのものや、名前の一部(エース)を子供達に付けようとしたロジャーというわけだ。
現実に置き換えるとあり得る話だ。好きな女性が結婚してしまったり、初恋の女の子だったり、その女性の名前を娘に付けてしまう男の心理ならば理解できるはずだ。
ダダンがガープの娘という話は、別ムービーで詳しく語っている。あまりにも証拠があるので、ダダンが「ガープさんと呼ぶ」程度では覆らない。せっかく、宝樹アダムという正体を隠してひっそりと暮らしているのだから、父と娘だとバレないように、ガープさんと呼ぶように言い付けている程度の話だと考察している。それも究極は「ロジャーの息子がルフィ」を読者から隠すためだ。
ルージュがガープの娘という話は、別ムービーで詳しく語っているが、ここでも少し。
寿命が尽きたようにルージュは亡くなり、ガープはひどく青ざめる。
ガープはルージュを娘だと認識していたが、ルージュの方は父という認識があったのか? 恐らく、知らなかったろう。
ルージュの姓名がポートガス・D・ルージュである理由を幾つか考察してみた。
ビッグ・マムの娘ということが前提だ。
1.カープが養子に出していた
チンジャオなど、ガープの家族を狙いそうな者から隠すため。
養子の縁組先がポートガス家だった。
2.マムに結婚させられた未亡人(逃げた)
ポートガス家の男性と結婚したが、子供を産む前に旦那が亡くなった。
または
ルージュは無理やり嫁がされたので逃亡。
そんな時に、おっさんのロジャーの世話になり妊娠。
(マムの娘・求婚のローラは巨人の王子と結婚させられそうになって逃げている。)
3.マムに捨てられて、ポートガス家が拾った
ガープが裏切ったので、マムは幼いルージュを捨てた。
マムは16男モスカートを殺しても平然としており、裏切った夫の子を捨てることはあり得る。
当チャンネルでは、3を推奨したい。マムに捨てられ、育ての親の姓がポートガスというわけだ。
ルージュは悪魔の実の能力者で、寿命を移動させる能力を持っていたと考察している。自分の寿命を60年削り、赤子に60週間の寿命を与えた。結果的に赤子は成長が戻り、20ヶ月もの間、腹に抱えることができた。60週間というのは、1年と2ヶ月程度、本来おなかにいるのは、9ヶ月と10日程度。
ルージュは海軍が去るまで、ずっと腹が目立ってないので、根性で抱えたとか、そんな話では一切無い。
ルフィの懸賞金が上がり、フーシャ村長は「ダダンはこれを知っとるのか」と語った(45巻・440話)。「親子3代どうかしとるわい」という台詞の後に発した。「ガープ、ドラゴン、ルフィ」という見当違いの話もあるが、「ガープ、ロジャーの子を産んだ娘、ルフィ」の3人だと考えられる。
フーシャ村長は「世界政府に喧嘩を売る海賊など聞いたこともない」とも語る。ドラゴンがフーシャ村出身ならば、世界政府に喧嘩を売る行為に対して改めて発言する必要が無い。つまり、ドラゴンはガープの娘の旦那ということになる。
ロジャーがなぜ、ダダンの名前を子に付けたかったのか?
子供にアン、エースというシーンの次のページには、ダダンの名が出ており、関係あると考えるのが筋だ。気付く人は少数派で、少数派に向けて誤誘導は考えにくい。
当チャンネルでは、ロジャーはビッグ・マムの娘アンを好きだったという説を推奨したい。説のまとめに加え、他の説も出しておく。
ロジャーがアンとエースを指定した理由は……。
1.ロジャーがダダンを好きだったから
ダダンが若い頃は、それなりの美人だった。
歳もルージュよりは上で、ロジャーが好きになってもおかしくない。
しかし、振られたか既婚者という理由でダダンとは結ばれず、未練がましく、子供の名前に愛した女性の名前を付けた。
女の子ならアンと先に言っており 、アンという名前の方がエースよりも優先なのだ。
2.ロジャーの船の材木は、ダダンの身体で出来ているから
アダムにDを付けるとダダム。アンという女性名を加えてダダン。
宝樹アダムの名前を子供に付けようとした? いや、船の材木の名前を子供にというのは無理がある。
というわけで、1と2を語ったが、ロジャーの好きな人に、息子ルフィが(7歳頃から)育てられるというのは面白い展開だ。まあ、エースを子供だと信じる人でも、自分の息子が自分の好きな女性に育てられるという状況は同じで、興味深いというわけだ。
ロジャーの片思いのような書き方をしたが、実はダダンもロジャーが好きで、マムの政略結婚で引き裂かれたという真相があるのかも知れない。
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