マキノはチョッパーの娘~チョッパーの前世は村長スラップの息子【ワンピース129】

マキノ工房というのは、楽器(ベース音)のブランド。
マキノという粉砕企業あり。
フーシャ村の村長はスラップ。チョッパーと同じ意味で音楽のベースの用語。

マキノの父親がチョッパーで、チョッパーの父親がフーシャ村(ルフィの故郷)の村長なんて話を、当チャンネル愛好者以外が聞いても理解不能だろう。

というわけで、チョッパーについて最初から説明してゆく。

トニートニー・チョッパーというのは、ヤブ医者ヒルルクの付けた名前だ。

チョッパーは16巻・139話で初登場。同巻142話では、チョッパーとヒルルクの回想シーンで、ヒルルクが唐突にチョッパーという名前をつける。一応、木でも切り倒せそうな角を持っていることが、チョッパーの理由となっている。トニートニーの部分だが、ヒルルクの苗字なのだろう。名前をつけるだけならともかく、苗字までも勝手につける権限は誰にもない。例外としては、自分の苗字をつける場合だ。

余談だが、ヒルルクの孫娘がカヤ(ウソップの故郷ココナッツ村のお嬢)だと考えている。実はカヤとヒルルクの髪の色は同じ(カラーコミック)。カヤが医者を目指す理由はヒルルクの血筋というわけだ。しかも、ヒルルクの妻はビッグマム。カヤというのはココナッツ系スイーツ材料。元々のヒルルクはココナッツ村の富豪だったという考察だ(もう1つの可能性としては、ヒルルクの息子ドクQが、ココナッツの富豪お嬢様と結婚して、お嬢様がカヤを産んだ)。ウソップのムービーで根拠を語っているので、そちらをどうぞ。

当チャンネルでは、トナカイ・チョッパーには人間の前世があって、青鼻の男・医者だったと考察している。そして、ヒルルクは人間の青鼻のチョッパーを知っていて、人間チョッパーの師匠がヒルルクだったと考察している。ヒルルクが青鼻のチョッパー(人間)を知っていれば、青鼻の獣人にチョッパーという名を付けたくなるのも当然というわけだ。

納得していない人もいるだろうが、「赤鼻のバギーのように、青鼻の人間チョッパーがロジャーの時代にいれば、辻褄が合ってしまうので、仮定が正しかった」という証明の仕方で実施したい。

まず、最も分かりやすい要素から詰めてゆく。初期から登場する赤鼻バギーのシャツは茶色と白が交互になっているデザインだ。そして、フーシャ村長は帽子とズボンが、茶色と白が交互になっている。つまり、バギーは村長からシャツを借りて海賊の衣装としている域だ。赤鼻バギーの父親が村長ウープ・スラップということになる。

次に赤鼻バギーはバラバラの実の能力者。一方、青鼻のチョッパーだが、チョッパーという調理器具は食材をバラバラにスライスする道具のこと。赤鼻のバギーの能力と青鼻のチョッパーが、強い関係用語となれば、チョッパーとバギーが関係者だと考察できる。

チョッパーの帽子には白い×点が描かれているが、バギーも額に白い×点がある。赤い帽子に青い鼻のチョッパーに対し、青い髪に赤い鼻のバギー。もはや兄弟の域だ。

実はチョッパーのぬいぐるみのラインナップに、バギーの格好をした商品がある。要するに、企画したスタッフは、バギーとチョッパーの関係を知っているのだ。

ルフィの故郷・村長の名はウープ・スラップ。スラップ奏法とは、音楽のベースの演奏方法のひとつ。チョッパーともいう。スラップ、チョッパー、バギーは、どの組み合わせでも強い関係者というわけだ。

村長の息子にチョッパーとバギーがいると言える。

次に、子供の頃(0話)からいつも村長の側にいるマキノという若い女がいる。スラップとの関係を洗い出してみよう。
マキノ工房というのは、ベース(エフェクト音)の装置のブランドで、この時点でスラップ、チョッパーとマキノが血縁者であることが考察できる。

次は年齢の話。1歳程度の誤差は許容してもらいたい。
スラップは同じ村出身のガープ(78歳)を呼び捨てている。海軍の中将にまでなった相手を呼び捨てるとなると、ガープ以上の年だと考えられる。差し当たり79歳としておこう。一方、マキノは0巻、21年前は6歳くらいだった。姿だけでは年齢の判別は難しいのだが、言葉はハッキリしており、「お山」という幼児用語を使うので、その年代を想定できる。12年前(第1話)でルフィが7歳の時はマキノが15歳という計算だ。

マキノが27歳だとして、79歳のスラップの孫となろう。となると、チョッパーというのは、マキノの父親だと考察できる。バギーの娘というわけにもゆくまい。マキノの父となれば46歳くらいだと考察できる。ロビンの父クザンは19歳のときにロビンを作っているので、ワンピースは18歳以上ならば子作り表現を実施する物語だ。

マキノは赤子を産んでいて、作者から「マキノの子だ」とコメントされている。39歳のシャンクスが父親と考察できる。シャンクスは瞬間移動の能力者なので、遠くにいてもマキノのベッド(やシャワールーム)に直行可能だったのだ。沖合で溺れた少年ルフィを瞬間移動で救出し、沖合の浅瀬に立った。

シャンクスが時を停める能力という情報はガセ。時を停めても、船団を引き連れて急に遠くから頂上戦争に現れることはできない。瞬間移動の能力覚醒で、船団ごと移動できるようになったというわけだ。

次は名前の分析。
マキノというフライス(回転切削)機械メーカーがあり、チョッパーはスライスする調理道具。村長のフルネームはウープ・スラップ。マキノはウープ・マキノとなるわけだ。ウープには回転という意味があり、ウープ・マキノならばバッチリなのだ。

回転の意味でもいいのだが、マキノという「工業品を粉砕(バラバラに)する企業」もあり、その方がチョッパーの娘の名前としてマキノはマッチする。食材をバラバラにするチョッパーに対し、工業品をバラバラにするマキノとなるわけだ。

マキノを中心にスラップが祖父で、チョッパーが父親、バギーが叔父という所まではいいが、チョッパーとバギーの母親がなぜ見えないのだろう? こういう場合には、ビッグ・マムがその位置に該当する。43人も夫がいるリンリン。「(ベガパンクなど名前だけでもいいので)これまで登場した中年~老人男キャラがリンリンの夫」という意味なのだ。マムの夫に関し、当チャンネルでは25人くらいは埋めている。その1人が今回のウープ・スラップ村長となる。

村長の息子2人の母親はビッグ・マム(リンリン)だ。パウンドという、顔がデカイだけの男でも夫になれるので、村長の素質があったスラップが夫でも特に問題あるまい。夫だったガープを探しに故郷までリンリンが追いかけてきたという思考でもいい。なお、夫には本来は格が要求される(クローバー博士、ガープ、レイリー、クロッカス、リク王、ベガパンク、ジャッジ、タマゴ男爵、トム、ガン・フォールなど)。

ビッグマムの息子ならば、調理具(例:オーブン)や料理(例:カタクリ、ダイフク)に関係せねばならない。
チョッパーは既に述べたよう、食材をバラバラにする調理具。バギーは難しかったが、焼肉用語だった。チャドル・バギーというのは牛のあばら肉のことで、あばらのバラでもいいし、バラバラにスライス(チョッパー)されて出されるので、バギーがバラバラの実という思考でもいい。いずれにしても、料理食材=ビックマムの息子名が成立する。

マキノの頭巾(バンダナ)の模様は水玉で、リンリンと一致している。リンリンの血筋ということは確定の域だ。現在、当チャンネルで確認されているマムの孫で最年長はロビン。マキノは推定27歳前後となる。リンリンには、ひ孫もいることになる。

チョッパーとバギーだが、青鼻と赤鼻なので双子かなと、以前に考察したら行き詰まってしまった。チョッパーの方が兄貴で、生きていれば46歳くらいと考えるだけで、マキノの27歳の父親として問題なくなる。他の考え方としては、チョッパーの年齢は後2歳くらい若く、マキノも26歳。バギーはチョッパーと同じ歳で、シャンクスよりも年上なものの、ロジャー海賊団に入ったのは同期なので、同じく見習いとして扱われたという思考だ。シャンクスの大人びた性格と、バギーの子供じみた性格が、あたかも同年代を演出しているというわけだ。もちろん、バギーはチョッパーの弟で、シャンクスくらいの40歳という思考でもいい。その場合、リンリンが年月を経て村長スラップと関わる機会があったことになる。

ここまでは、チョッパーの前世が人間だったという思考で述べている。
ロジャーの時代は、悪魔の実の存在を信じていなかった。ロジャーがゴムゴムの能力者でも、隠す傾向にあったろう。悪魔の実の歴史は浅いのだろうか? ヒトヒトの実が作られたのはそんなに昔ではないとすると、ヒトヒトのモデル自体が近代の人間となる。

以前は「村長に息子がいて、その息子をモデルとした悪魔の実が誕生し、それをチョッパーが食った」のような考察もした。だが、チョッパーに人間の前世があるとか、チョッパーがトナカイに封印されたと考える方が納得しやすいと判断した。チョッパーの秘密には3パターン思い浮かぶ。

1.ヒトヒトの実に人間チョッパーの魂が封印された
2.トナカイの子に人間チョッパーの魂が封印された
3.人間チョッパーがトナカイとして生まれ変わった

2や3の場合、「ヒルルクが生前の人間チョッパを知っているからこそチョッパーと名付けた」という話に接続できる。

ここまでをまとめると、村長スラップとリンリンの息子が青鼻チョッパーと赤鼻バギー。チョッパーには娘がいてマキノとなる。青鼻チョッパーはヒルルクの弟子で、ロジャーの船にいたが死亡して青鼻のトナカイとして転生した。ヒトヒトの実を食うことで、ルフィと関わることができたというわけだ。

バギーがビッグ・マムの息子という証明も実施する。
ビッグマムがビッグキス(しらほしの系統)の半人魚という話は、何度も実施しているので省略する。

エース救出の頂上戦争が続く57巻・562話には、
囚人達「大海賊道化のバギー船長では!!!」
バギー「確かにそれは俺だが!?」
というシーンがある。
この時はバギーの歯が欠けていた。
次に、58巻・568話も同日の頂上戦争シーンとなる。しかし、このときのバギーの歯は生えそろっている。当日で脈絡無く再生したわけだ。連載で6週間経って、作者が忘れていたのではなく、バギーが魚人の血を引くことを表現しているのだ。

バギーがビッグマムの息子ならば、人魚の血を引くわけで、歯が再生してもおかしくない。マムと顔がそっくりの黒ひげティーチはもちろんマムの息子だ。歯が再生したり欠けたりと、「ティーチは3人いるケルベロス」のようなガセまで登場した。

ちなみに、ウソップも当日で再生している。ルフィは牛乳を飲んで再生するシーンまで登場している。そして、作者からは「麦わらの一味は全員が牛乳を飲んで歯が再生」と語られた(87巻読者コーナー)。

当チャンネルの愛好者には常識だが、ルフィやウソップの祖母はビッグ・マムだ。歯が再生して当然だ。となると、スラップとリンリンの息子のチョッパーというのは、ルフィのおじとなる。

チョッパーの前世が青鼻の人間だったり、チョッパーの食ったヒトヒトの実にルフィのおじの人格・魂が宿っているとすれば、チョッパーもルフィの親戚として扱っていいだろう。

当チャンネルでは、麦わらの一味の全員が家族(血縁者)だと考察している。

ビッグマムの11男~15男、17男~18男、20男以降に空きがあるのだが、
デン(光月一家おでん)、ピンク、くま、チョッパー
バギー、ヤソップ、クリケット、ティーチ
が埋まることになる(順不同)。
ちなみに19男モンドールは赤鼻の男なので、バギーと同時出産の可能性。

1話で登場したヤソップとマキノはルフィの親戚。ヤソップはルフィのおじ、マキノはルフィのイトコになる。ダダンはマキノの姪となる。マキノは「ダダンさん」と呼んでいるのだが、伯母ならばその呼び方でいい。伯母相手ならば、酒場の娘が山賊を恐れずに酒を自ら差し入れたりできる。

というわけで、チョッパーとマキノが父と娘という思考は、あながち馬鹿げた話では無いと納得できたはずだ。

動画へのリンク

マキノはスラップと正妻の息子チョッパーの娘だと判断。マキノとビッグマムには近い血縁がないと再考察。スラップとリンリンの子はバギーのみで、チョッパーとバギーが兄弟というのは変更なし。また、トナカイ・チョッパー自身がリンリンの息子で、トナカイが産まれたので捨てられたと再考察(父親はミンク族の医者ミヤギ)。ガープの兄がスラップで、ルフィとマキノはハトコだと結論。ガープは兄のスラップに預けてルフィは幼少期を過ごした。ルフィは父ロジャーと同じゴムゴムの実を食べてしまったので、人目に着かないダダン(ガープの娘)の所へ連れて行った。

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